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|д゚)オカルト中毒

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毛むくじゃらのバケモノと遭遇した話
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[ 2019/06/19 18:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?354
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1556592358/


477 :本当にあった怖い名無し:2019/06/03(月) 01:23:39.86 ID:smcWI6Qmj
数年前、実家に帰省するために車で山沿いの道を走っていた
街灯が全く無い道で、頼りは車のライトだけなのに、もやまで出てきて、
雰囲気ができすぎていて自然とアクセルを踏み込んで車を飛ばした
車がスピードに乗り始めたころ、突然、右の藪から鹿が飛び出してきた
飛ばしていたせいで、ブレーキが間に合わず、ドンという鈍い音がして鹿は車体の数メートル先に転がった
車はすでに止まっていて、ライトが鹿の死体を照らした
(やってしまった・・・)とか
(車体は無事だろうか・)などの思いが頭の中をぐるぐるしながらライトに照らされた鹿の死体をボーっと眺めていたが、
まず車体の無事を確かめようとドアに手をかけたとき、ドンっとまた車に衝撃が走った
なんと、また右の藪から鹿が車にぶつかってきたのだ
しかも、藪から飛び出してきた鹿は一匹や二匹ではない
車のすぐ側を、ライトの先を何十頭もの鹿が藪から飛び出して道路を横断していく
呆然とその光景を眺めていると、ライトの先で一際大きく右側の藪が揺れた
次に藪から出てきたのは鹿じゃなかった
もじゃもじゃの頭髪が顔を覆い、首の位置から足元まで長い毛で覆われたなにかだった
頭髪の隙間から二つの目だけがらんらんと光っていたのを覚えている
瞬間、あの鹿たちはこいつから逃げていたのだと悟った
そいつは俺が引いた鹿の死体に四つんばいになってゆっくり近づくと、しばらく匂いをかぐように頭を動かしていたが、
おもむろに鹿の死体を片手で担ぎ上げながら立ち上がった
こっちを見た
毛むくじゃらの中の二つの目と俺の目が合った気がした
こっちに来ると思った俺はパニックになり、半狂乱でクラクションを叩いた
クラクションの音は思った以上に山中に響いたように思う
そいつはびくっとしたかと思うと、またよつんばいになってあっという間に藪の中に消えていった
しばらくクラクションを連打していたのだが、突然、恐怖心が全身にきて、慌ててアクセルを踏み、そこから離れた
気づけば実家にたどり着いていて、顔面蒼白の俺を両親はかなり心配したが俺は何も言えなかった
眠れないまま夜が明け、夢だと思いたかったが、朝日に照らされた車のフロントには、鹿の血液と体毛がべったりと付いていた


[ 2019/06/19 18:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

神様なら天気くらい変えられるだろう
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[ 2019/06/18 18:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?354
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1556592358/


458 :本当にあった怖い名無し:2019/06/02(日) 00:46:52.84 ID:1D5lr1800.net
俺はもともとオカルトが好きで洒落怖もかなり読み込んでいるのですが職業柄不思議な経験をすることも多い
日本には八百万の神様と伝わる通りあらゆる自然や現象、動物などにも神が宿るといわれている
というのもカミという言葉の語源も自然の力を恐れて火(カ)と水(ミ)を合わせてたところから始まっているというのは私達の業界では常識的なはなしだ


459 :本当にあった怖い名無し:2019/06/02(日) 00:47:28.50 ID:1D5lr1800.net
この話もとある神様の話から始まったのだが
数年前仲間内で集まった時に、事務所の少し離れたところにある社の話になった
当時自分は業界に入ったばかりで右も左もわからなかったので黙って聞いていた
そこは社といっても今では石草木の茂った中に小さいがポツンとあるだけで昔は鳥居もあった古いお稲荷さんだということ
そこは元々鳥居もあった立派な社で今ではそれも取り払われ名残で石だけが残っているらしい
しかし、力の強い神様で今でも信仰のある人がたまにお供え物をしているそうた
なんでそんな話が出たかというとその話をした先輩が霊感のある人で社の世話をしていたのだがしばらく留守にするので自分がいない間新人の俺にとって社の世話をしてほしいとのことだった
毎日決まった時間に水を変えて拝むように言われて俺は内心めんどくさがったがこの業界は上下関係が全てで先輩の言ったことにはイエスがルールだった


460 :本当にあった怖い名無し:2019/06/02(日) 00:48:03.31 ID:1D5lr1800.net
仕方がないので渋々毎日行っていたのだが一ヶ月くらいたったころ慣れてきた俺は調子に乗ってあることをした
自分達の間ではある手順を踏んで拝むと神と交信ができ色々力を貸してもらうことができると言われているので、俺は当時まだ素人同然で疑っていたので試しにやってみようと思った
今度約束してる友達との約束が雨だったから天気を変えてもらう儀式をしようと決めた
神様なら天気くらい変えられるだろうという安易な考えだし変わらないなら変わらないで当たり前だろうという気持ちだった
そして当日俺はちょっとした準備をして簡単な祝詞のようなものを作って夜中に1人で祠に向かった
触らぬ神に祟りなしというが自分から神様にちょっかい出しに行くのだから内心ビビっていた
夜ということもあり洒落怖に出てくるような人ならざるものが出てくる恐怖も感じながらなんとかたどり着き早口に呪文を唱え一通りやることはやった
最後に「神様ならこれくらいできますよね!」てなことを伝え足早に退散した
その日は何事もなく無事帰宅して就寝した
次の日は朝起きてみるとびっくりするくらいの晴天だった


461 :本当にあった怖い名無し:2019/06/02(日) 00:48:58.87 ID:1D5lr1800.net
自分は神様ヤベーとか自分の儀式が成功したことにドキドキしながら待ち合わせ場所に向かった
友達は全然関係ないやつだが昨日の夜のことを話ししてやろうと思っていた
待ち合わせ場所は俺が通っていた大学なのだが早く着きすぎたこともあってキャンパスを背にしてしばらく待っていた
俺は早く話したくてウズウズしていたのもあったが友達遅いなとか思いつつずっと待っていた
しかし1時間、2時間過ぎても全くくる様子がない
ケータイで連絡をしても繋がらない
おかしいと思ってずっとケータイや時計を確認していたのだがふと嫌な予感がして顔を上げて周りを見渡してみた
すると自分が立っている場所が待ち合わせの大学ではないことに気がついた


462 :本当にあった怖い名無し:2019/06/02(日) 00:49:20.58 ID:1D5lr1800.net
自分が立っていた場所は広い更地のような場所で離れたところには立ち入り禁止と書かれた看板が倒れており周りには外された鎖のようなものが落ちている
ゾッとして周りを見回してみるとさっきまで背にしていた建物は古いボロボロのお堂に変わっていた
俺は直感でこれはお稲荷さんの敷地だと思った
怖くなって俺はその場から離れようと走り出したのだが遠くに逃げてるつもりでもなぜかすぐ後ろにまだお堂がある気がしてならなかった
ずっと走って逃げた先に1人の女性がいて俺は必死で声をかけた「助けてください」
その声が届いたのか女性が振り向いて「早く出なさい」といったところで俺は目が覚めた
どうやら一連の出来事は夢だったようで時間はまだ夜中外は雨が降っていた
俺は怖くなり友達との約束を断り雨の中社まで行き必死で謝った
幸いそれ以来何も起きていないが先輩が戻ってからも祠の世話は俺が続けている
それから、夢の中で見た女性は顔も覚えていないがおそらくこの世の人ではないと思う


[ 2019/06/18 18:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

中古の一軒屋を買ったんだけど、間取り的に中が一畳分くらい狭いことに気がついた
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[ 2019/06/17 18:11 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?354
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1556592358/


404 :本当にあった怖い名無し:2019/05/28(火) 01:44:20.58 ID:ksY2Un1R0.net
中古の一軒屋を買ったんだけど、一年くらい住んでて間取り的に中がたたみ一畳分くらい狭いことに気がついた
とはいっても壁壊して確かめましょとはならないわけよ、住んでるし
一年くらい普通に住んでて気づいただけだし、おかしな事が起きるわけでもない
ビルみたいに配管通したりするスペースが広めに取ってあるのかな?と
でも壁壊したら~みたいな展開がもしもあったらやだねって家族と話していた

6月だったかジメジメした時期に、
ちょうどそのスペースが隠れてるんじゃないかって場所あたりの、廊下に面した壁にヒビが入ってきて、だんだん割れてきたの
自分は気にしてなかったんだけど、嫁と娘がヒビからくさい臭いが出てくるって毎日言い始めて
家の中でも段々変なことが起き始めた、娘が何もない廊下でいきなり転んで、足ぱっくり割れて何針も縫ったり
嫁が風呂上りに貧血?で突然倒れ某エクソシスト映画ばりの痙攣おこしたり
夜中に変な人影が家に出る!って娘が言い始めたあたりから、母娘で集団パニックみたいになっちゃってもう大変

ひょっとしてガスでも出てるのかなって思って、ヒビに鼻つけてくんくんしても別に匂わないし
仕事で家にあまりいないうえ、鈍感なのか自分には何も起きない
一度だけ、居間で家族と例のヒビの話してるとき、ベランダのガラスを誰か?がドンドンドン!って結構激しく叩き始めて
でもベランダ見てもカーテン開けても誰もいないのは体験した
とうとう嫁がもう昼間一人で家にいれないと実家に帰ってしまい、娘も全力で同調
嫁実家の両親はそういう話を笑って聞いてくれるタイプなので
色々相談して、距離も近く娘も転校の必要がない嫁実家に引っ越すことになってしまった。


405 :本当にあった怖い名無し:2019/05/28(火) 01:44:40.50 ID:ksY2Un1R0.net
幽霊のせいで俺はマスオさんやぞ!的な冗談で笑えるくらい引越し後は何も起きないので
やっぱり件の家は処分して賃貸でも借りようかという流れに落ち着いた
ある時、会社の同僚にその話をすると、興味津々で壁の中を確かめたいと言ってくれた(ありがとう!)
正直色々あったので自分も一度確かめたかったから、同僚の勢いをもらって売却前に壁を割って確かめることに

あれだけ戻りたがらなかった嫁娘も、なぜか当日は壁の中を確かめておきたいと言い出し同僚含め四人で元我が家へ
実際、生活品を回収しに何度も家には戻っていたのでそこまで久しぶりでもない
同僚はどこから大きなハンマーとバールを持ってきていたので、男二人で割れ目のあたりからバキバキと破壊した
中は確かにたたみ一畳分の板張りの部屋になっていて
カビのせいか床は真っ黒なタールでも塗ったみたいな色でじめっとしてカビ臭を放ってた
四人でなんか部屋あるね・・部屋?みたいな反応になって、娘が折檻部屋?監禁部屋?みたいな謎推理をしてたけど
結局なにがわかる訳でもないので、変な後味だけ残し後日引き渡しておしまい。

ただ壁壊してからしばらくはまた変な事が続いて、同僚がその年の秋くらいから虫がいる!虫が見える!って
手で払うような仕草を仕事中とか会議中にも頻繁にするようになって大声出したり(今は治ってるがこれが一番やばかった)
娘が心霊含めオカルト系にのめり込んだり色々あった、色々あったけど全部出すと怖いしめんどいからこれでおしまい。


[ 2019/06/17 18:11 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

親友が借りた部屋
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[ 2019/05/19 12:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?354
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161 :本当にあった怖い名無し:2019/05/12(日) 07:27:41.63 ID:bPhTjbqh0.net
昔どこかに書き込んだような記憶があるんだけど、この時期になると思い出すからまた投下。

幼稚園からずっと一緒だった親友と、大学進学を機に離ればなれになった。
私は地元の大学だったので、ゴールデンウィークを利用して親友のところへ遊びに行ったんだ。

親友のアパートは、一般的に想像できる学生アパートじゃなく、3DKでけっこう広く、お風呂もユニットバスじゃなくて家族向け物件みたいだった。


162 :本当にあった怖い名無し:2019/05/12(日) 07:39:39.97 ID:bPhTjbqh0.net
学校から一駅の距離で狭苦しい学生アパートと変わらない家賃と来れば、オカ板に書き込んでいる時点でお察しいただける通りのことが起こるわけだが、親友はそれを承知でそのアパートに決めた。

アパートに到着して部屋に上がると、日当たりもよく手入れも行き届いて変なところは全くない。
私自身の霊感が皆無なこともあり、寒気がするとか頭が重くなるなどということもなく、居心地のいい部屋だという印象しかなかった。
だから、事が起きるのは夜だろうと思ったんだ。


163 :本当にあった怖い名無し:2019/05/12(日) 07:54:06.66 ID:bPhTjbqh0.net
荷物を置き、トイレを借りようとして部屋を出てふと気付いた。
玄関の上がり口に、中学生の男の子が背中を向けて座っている。
ちょうど靴ひもを結ぶときに腰かけるみたいに自然で、私は親友の弟だと思い「こんにちは」と声をかけた。
それくらい自然だった。

当然、彼は振り向かず、ただ背を向けて座っている。
私は彼が何なのか気付いたが怖くなかった。

用を足し、部屋に戻るときも、彼は同じ所に座っていた。
親友にそれを告げたら「玄関を入るときは居ないが、部屋に上がって振り返るといる」のだそうだ。


165 :本当にあった怖い名無し:2019/05/12(日) 08:15:19.38 ID:bPhTjbqh0.net
親友が借りた部屋自体は事故物件ではない。
もともとこのアパートに住んでいたのは両親と中学生の息子の3人家族で、息子さんが学校へ行く途中で交通事故で亡くなり、ほどなくご両親も引っ越されたそうだ。

「出る」とわかっていても挨拶してしまうくらい、肩をたたいたら体温を感じそうなくらい自然な姿で「息子さんが帰って来てるよ」と教えてあげたいが、ご両親の行方は全くわからないという。

私が親友のところにご厄介になっている間、いつでも彼はいた。
親友は一度留年し、5年間あのアパートで暮らしたが無事に大学を卒業した。

たまに会ってお酒を飲むと「あの子どうしてるだろうね」という話題になる。
ちなみにそのアパートは素敵なマンションに建て替えられ、格安の部屋はもうない。


170 :本当にあった怖い名無し:2019/05/12(日) 13:55:26.48 ID:qnqstrRw0.net
>>165
なんだか可哀想な話だ
なんとしても思い出の詰まった家に帰りたかったのだろう
でも父ちゃんも母ちゃんももういなかったんだな


[ 2019/05/19 12:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

コヅツミ
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[ 2019/05/18 20:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?354
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1556592358/


81 :本当にあった怖い名無し:2019/05/05(日) 00:20:37.77 ID:4F856QgQ0.net
それじゃあ俺の実家での話。
基本的に友人には話したことがあるけど、大抵冗談だと思われているから皆もそう思ってくれて構わない。
長いから分割して書き込ませてもらう。

俺の実家にはちょっとした風習があって、「コヅツミ」って言うんだけど、
誰かが妊娠したり、出産した際には祝いとして小包を渡すんだ。
中身は大抵お菓子や玩具が大半で、気を使ってくれるようなところからは赤ちゃん用の道具なんかも入れてくれてたりする。
少し珍しいのはその中に必ず「自分が幼少期に使用していた物や、思い入れの深い物」を必ず一つは入れておくこと。
そんで数年前に俺の友達(仮にA)が結婚して、めでたく子供を授かったとの知らせが来たんだ。
俺もそのAも幼馴染で、同じ場所の出身だったから電話で「じゃあ小包送るわー」「おう、ありがとな」
くらいの他愛無い会話だったんだけども、電話をしてた際に近くでテレビを見ていた女友達(Bとする)が
「あれ? 俺君ってもしかして〇〇(実家のある地域)出身?」と眉を浮かせて聞いてきた。
俺が「そうだよ」とだけ言ったら、Bは「ふーん」といってまたテレビを見始めた。

翌日、仕事も休みだったのでBに買い物に付き合わされていた。
折角デパートに来たんだし、と思いついでにAへの小包の中身を探しているとBが
「もしかしてコヅツミの中身を探してる?」とたずねてきた。
俺が「そうだ、それが祝い方だからな」とだけ返してまた物色を再開しようとしたら、
「待て、コヅツミの意味を分かっていてやっているもんだと思ったら。アンタ、何も知らないでしょ」
と言いながら半ばキレたような様子で俺を止めてきた。
「は? ただの祝いの行事だろ、どこの田舎にもそういう風習はあるって」と言ったのだが、
「それは祝い事なんかにするもんじゃない、ただのシュだ」とBは言った。
その時にシュという音が聞きとれただけで、どう書くのかは分からないがBがそう言っていた。
「場所変えよう」
Bにそう言われるがまま、威圧感に委縮しまくっていた俺は近くの喫茶店に引っ張り込まれた。


82 :本当にあった怖い名無し:2019/05/05(日) 00:21:44.02 ID:4F856QgQ0.net
「いい? コヅツミって言うのは、祝い事に送るんじゃなくて恨みがある相手に送りつけるのよ。
しかも、その中に自分の念の詰った物、それこそ身体の一部なんかを入れて送りつけるのよ」
「それ、ただの呪いじゃん……」と青ざめる俺に対して、
Bはいたって冷静に「呪いとはまた違うんだけどね」と流していた。
その後は俺が何を聞いても、「今話しても信じないでしょ」と返すだけで、
先に俺がイライラして解散しちゃった。

その後、Bの話が引っ掛かっていた俺は実家の母さんに聞いてみた(俺は母子家庭です)ところ、
特に情報を得られそうもなかったので今度は婆ちゃん(祖父は他界しています)に聞いてみた。
「婆ちゃん、友達にさ小包は祝いの風習じゃないって聞いたんだけど……」
「あれ、俺ちゃんに話したと思ってたわ。実はアレ、ちゃんとした習わしじゃねんだわ」
「え? どゆこと?」
「わしもちゃんと知らないから勘弁してほしいんだけど、あれって昔やってた何かを真似っこしてやってるだけなんだわな」
それを聞いて、更にBの話に信憑性が増した。
もうこの行事の真実を知りたくて仕方が無かった俺はすぐさまBに電話をかけ、
「何でもいいから教えてくれ!」とだけ。
するとBは待ってた、と言わんばかりに事の顛末を話し始めた。


83 :本当にあった怖い名無し:2019/05/05(日) 00:22:45.56 ID:4F856QgQ0.net
かなり昔のことらしいんだけど、その頃の日本って地域によっては村同士の小競り合いがあったらしいんだよね。
っていうのも昔の人って「隣の芝生は青く見える」理論が強かったらしくてさ、村が飢饉に見舞われたら近くの別の村を……
なんてこともザラだったらしい。
そんな中、ある村(K村)も飢饉に襲われていた。
困り果てたK村の人々を見兼ねて、ある男が立ちあがった。
「争いはしたくないけど、土地は欲しい」と考えた末、男は村人全員にあるお願いをした。
そのお願いと言うのが「ありったけの食料をかき集めてきてくれ」というお願いだった。
万策尽きていた村人たちは男の言うがまま食料をかき集め、
これによって男の作戦の幕が上がったのだ。

作戦と言っても単純なもので、
隣村でそこそこ潤った土地を持つS村に足を運び
「この掻き集めた食料を全て上げるから一月だけ村を交換しないか?」
というもの。
S村の村長は悩んだ末に、山の様な食料に目がくらみ了承したそうな。
村の交換を済ませた男は村人たちにすぐさま山に木を取りに行かせ、
村を守る為の武器やら柵やらを作らせた。


84 :本当にあった怖い名無し:2019/05/05(日) 00:25:00.58 ID:4F856QgQ0.net
そうこうしているうちに一ヶ月。
何の収穫も出来ないようなK村に住まされていたS村の人々は
自分達の村から持ってきていた食料を消費し、難なく飢饉を乗り切っていた。
そうして自分達の村へと差し掛かり、男に向けて
「約束の期間は過ぎた、そろそろ返してもらう」と言った。
すると男は有無を言わさずに弓でS村の住人を虐殺し始め、
終いには男以外のK村住民たちも攻撃に加わっていた。
恐らく、人を殺すということよりもK村に戻らなくてはいけないという恐怖の方が大きかったんだと思う。

結局K村へと押し返されたS村の住人たちは泣き寝入りとなり、
その怒りによって一つの道具を作ったという。
それが「コヅツミ」だった。
S村の住民はどこからか攫ってきた子供を殺してはそれを包み、
さらに殺された村人の一部などを同封して元K村民へと送っていた。
しかも、K村民が何かの祝いをするたびに送るのだ、
「次はお前達の番だ」とでも言わんばかりに。

そうして精神や統率の取れなくなったK村は自然に消滅し、
結局残ったS村民も少人数だったそうな。
そんな行為が長期間続いたもんだから、いつからか風習として
更に滅茶苦茶なのは「祝い事のある際に」なんてとんでもない尾ヒレがついた状態で伝わっていたらしい。
婆ちゃんが「正しい習わしでは無い」と知っていたということは、昔と言っても
さほど昔では無いのかも知れない。


85 :本当にあった怖い名無し:2019/05/05(日) 00:26:39.71 ID:4F856QgQ0.net
それを知った日に俺はすぐさまAへと電話を掛け、
全てを話した。
Aも「マジか……」と絶句しており、
これからはお互いにやめることにした。
Bには感謝している。もしかしたら、無知なままこんな風習を子供にも教え、
縁起でもない習わしをめでたがっていたのかも知れないのだから。

今でも某ネットショッピングなどの配達で小包が届くたび、この話を思い出す。

こんな長々と大して怖くも無い話を語ってしまってごめんな。


[ 2019/05/18 20:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

白い目の女の人がいる
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[ 2019/05/10 20:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
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909 :本当にあった怖い名無し:2019/04/24(水) 17:19:28.02 ID:CqjwhYRa0.net
現在15歳の息子が2歳の時、家を建てた。建てた所はもともとは単なる畑。片田舎なもんで、畑だった前(明治の頃まで遡る)はただの雑木林とかそんな程度
なので何の問題もないはず。地盤調査も問題なくごく普通に建てた。でもその息子が入居して間も無く、鈴の音が聞こえると頻繁に言うようになった
2歳と言っても2歳なりたてだったので言葉が拙く、とりあえず発言はするけど対話にならない程度だから詳細は分からなかった。耳の検査に連れて行っても問題はなかった
鈴の音がクリスマス的なシャンシャン音ならいいけど風鈴的だったらどうしてくれる怖いぞと怯えていたけど、そうこうしているうちに、廊下をおじいちゃんが通ったと言うことが数回。うちは核家族でおじいちゃんはいない
ダイニングキッチンとリビングが繋がってて、廊下へは飾り窓のついた扉が一枚
その細い窓のむこうを、奥の別の部屋から廊下へと出てきて玄関の方へ歩いていくように横切ったおじいちゃんがいたらしい
時には一階にいると二階の床に陶器の重さのある何か、例えば灰皿みたいなものをゴトッと置くような音も数日に一度の頻度で聞こえ、一度だけ二階の床に直置きで整えて平積みしていた5冊くらいの文庫本が崩れていたこともあった
この頃自分は耐えきれなくなってきてて、ハウスメーカーのアフターサービスに掛け合って床下から屋根から通風孔の中まで調べてもらったけど、動物の可能性はないと言われて終わった
はじめに相談した際に、音がした時の風や天気も記録しておいてくれと言われていたので、それも見せたけどてんでバラバラで参考にならず
ある日、寝室で自分がうたた寝していて、横に息子を座らせて遊ばせていた時、息子が突然火がついたように泣いた


910 :本当にあった怖い名無し:2019/04/24(水) 17:20:06.61 ID:CqjwhYRa0.net
続き
ドアのところに白い目の女の人がいると泣き叫んで私がかけていたタオルケットに頭から突っ込んでギャン泣き
寝室のドアは閉まってたので、つまりインサイドじゃねーか怖いぞと思いつつ、なだめてすかしてやり過ごした。この時息子は三歳になる直前。言葉が少し遅くて拙かったけど、気づいたら目の白い女の人がいて、こちらを向いていたと言っていた
が、不思議とその辺りからそういう発言がなくなり、その後すぐ下の子が生まれて忙しさと睡眠不足でヘロヘロで、そんなことも忘れていた
そして下の子が2歳になってしばらくしたころ、寝室で全く同じ事になった
この時は真夜中だったから、初めてなら寝ぼけたんだろって片付けるけど、真夜中に突然泣き喚いて、要約すると「ドアに白い目の人がいてこっち見てるから怖い」と叫びまくる
この時もドアは閉まってたからやっぱり寝室のインサイドじゃねーかよと怯えて、下の子と布団に頭からつま先までくるまってやり過ごした
そのあとは何もない。何だったんだろうか。寝室は今でも自分が一人で使ってるけど、やはり何もないし、もう10年以上経つから怖さも薄れたけど、本当に何だったのかわからない


[ 2019/05/10 20:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

ゆっくりと伸びてくる「白い腕」
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[ 2019/05/10 12:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1546870543/


873 :本当にあった怖い名無し:2019/04/22(月) 08:48:27.60 ID:jblf91JcQ
10年くらい前、市営住宅に引っ越したばかりの頃の話です。
3階建ての市営住宅の最上階で、一番奥まった部屋に住んでいました。

3月中旬のある夜中に自室でこの手のスレを読んでいました。
深夜3時40分くらいだったでしょうか。
突然ドアノブをガチャガチャガチャガチャ!と激しく回す音が部屋に響いてきました。

鍵をかけていたのでドアを開けられることはまずないのですが、
しつこく激しくドアノブを回す音は続きました。

市営住宅ではありましたが、棟が多く住宅内には外国籍の方も多く住んでおり、
酔っぱらった外人さんが棟を間違えてドアを開けようと頑張っているのかも?と思い、
「顔をドアスコープから見てやろう!」と足音を忍ばせて玄関に行くと
ドアノブはまだガチャガチャと音を立てていました。

玄関の灯りを点けるとドアスコープから解ってしまうので、
灯りを点けずに暗闇の中でドアスコープを覗くと

誰も居ない!

誰も居ないのに、ドアノブがガチャガチャと音を立てて回っているんです・・・

全身に鳥肌が立ち、「ヤバイものが来てる!」直感しました。


874 :本当にあった怖い名無し:2019/04/22(月) 08:51:14.22 ID:jblf91JcQ
相手に気付かれる前にそっと自室に戻り、玄関に背を向けて目を瞑り耳を塞いで座っていると
なぜか? 脳裏に玄関の様子が浮かんできました。
ガチャガチャと音を立てて激しく回るドアノブが見えるのです。
まるで透視でもしているかのように・・・

「何これ?コレに捕まったりしたらヤバイやつ?」と考えた瞬間、
ドアノブが回るのが止まり、ドアに付いている新聞受けがパタンパタンと音を立てて開閉し始めました。

目を瞑って耳を塞いでいるのに、
パタンパタンと音を立てて開閉する様子がはっきりと見え、音が聞こえるのです!

「ヤダ!怖い!怖い!怖い!」と固まっていると、新聞受けの開閉が止まり、新聞受けから白い腕が入ってくるのが見えました。

白くて細くて異様に長い腕がこちらに向かってゆっくりと伸びてくるのです!

あの腕に捕まったらこの世ではない「どこか」へ連れて行かれるのは解っていたのですが、
恐怖で体が硬直して動けず、為す術もありません。

その白い腕が1mくらい侵入してきた時に、なぜか目を開けてしまい 私の目線は時計を捉えていました。

時間はちょうど朝の4時。

その瞬間、私は叫んでいました。

「丑三つ時は終わったよ!幽霊サンは活動終わりの時間!とっとと帰れ!帰らなかったら地獄に連れてくぞ!!!」と。

白い腕は一瞬止まり、シュルシュルと巻尺が戻るかのように後退して行きそのまま消えていきました。

消えていった後も奇妙で不愉快な空気が体に纏わりつき、
窓から陽光が差すまでその場から動くことができませんでした。


875 :本当にあった怖い名無し:2019/04/22(月) 08:51:52.63 ID:jblf91JcQ
この体験から1か月ほど経ってからオカルト話が大好きな知人にこの話をすると、
私が体験する1週間くらい前に知人も全く同じ体験をしていました。

知人はかなり大きいマンションのワンルーム部屋だけが並ぶ階に住んでおり、
昼夜関係なく結構な人の出入りがあるそうです。

真夜中にドアノブをガチャガチャされたので「女の一人暮らしだからってイタズラか!」と憤慨し、
犯人の顔を見てやろうとドアスコープから覗いたけど誰もおらず、
誰も居ないのにドアノブはガチャチャと回り続けていたので
「あー、【また】通りすがりの霊の仕業かー」と思いドアから離れたら
新聞受けがバタンバタンと閉会し始めたそうです。
そのパタンパタンに苛ついて「消えて!」と念じたら
新聞受けから白くて細い腕が伸びてきて捕まりそうになったー、と。

知人の場合は、私より守護霊的な物が強い為か、
知人から1.5mくらいのところまで近寄ってきた白い腕は
急に何かに弾かれたかの様にのたうち回り、
やはり巻尺が戻るかのように後退し消えていったそうです。

ちなみに、私は東海地区住みで知人は都内に住んでいます。


この白い腕は何かしらの順番で、誰かの処を回っているのでしょうか・・・?


[ 2019/05/10 12:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

自分的には結構怖い思いをしました。そこを来月引き払うので記念に書いてみます
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[ 2019/04/26 16:01 ] 怖い話 | CM(1)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1546870543/


859 :本当にあった怖い名無し:2019/04/21(日) 20:25:59.99 ID:WQA4ct1k0.net
死ぬほど怖くはないけど、自分的には結構怖い思いをしました。そこを来月引き払うので記念に書いてみます。

実家はしがない新聞屋で、物件は貸し店舗なんだけど一階は事務所、二階は住まい。そこで体験した話なんだが、過去形にしていいかどうかは微妙というのを前置きに。
親父が単身赴任のような形でやっているんだが、始めた頃は今の物件ではなかった。その前は今よりも狭いところで、となりのアパートを借りていた。
そこにお袋と自分と弟が週末に遊びいくような感じだった。高校は近場にしたので、テスト期間中など早く終わるときは親父のところにいったりして、帰りはお袋と一緒に帰るというような日々。
最初の体験は高3のときだった。文化祭の前の日にお袋と大喧嘩した自分は事務所でひとりひとり寝ることに。なんで喧嘩になったかは覚えてないが、俺も意地になって事務所に布団を運んだ記憶がある。
新聞屋は朝早いので寝る時間になるとドッタンバッタンそりゃうるさいのだが、慣れている自分は気にもならず寝ていた。
と、変な音で目が覚める。ブオンブオンという耳鳴りがするのだ。それがだんだん大きくなる。
当時XファイルにハマっていたからUFOキターって軽く思った。が、その音が尋常じゃない。とりあえずやばいと直感したので逃げようと思ったが体が動かない。あ、金縛りだこれとすぐに理解した。
目だけは空いたので開けると暗い部屋にパソコンが足元に見えた。が、そこに黒いモヤの人の形をしたものがいた。殺されるわと覚悟したので南無妙法蓮華経ーと適当にお経を唱えた。その間も耳鳴りは続いていた。
気がついたら朝だった。お袋はまだ怒っているらしくシカトされたので、その日は誰にもそれを言わず学校にいった

[ 2019/04/26 16:01 ] 怖い話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

ビルの警備やってた時そのビルで飛び降りされた
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[ 2019/04/25 22:01 ] 怖い話 | CM(1)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1546870543/


840 :本当にあった怖い名無し:2019/04/18(木) 08:24:09.75 ID:KjRrGTJ00.net
全然見知らぬ他人なんだけど、ビルの警備やってた時そのビルで飛び降りされた。
大きいビルだけど夜だれもいないから基本宿直1人、何かあったら本社から応援って体制でやってて、
そいつはそのビルに勤めてる奴だった。
帰ったふりして実はまだビルの中にいて真夜中に飛び降りた。

「見回りの時きづかなかったのか。本当に見回りしてたのか」
て話になってビル内の防犯カメラしらべたら、そいつは一箇所に隠れるんじゃなくて
俺のあとを追うようにして移動しながら隠れてた
いわゆる擬似ストーカー状態で、飛び降りるときなんか俺が部屋にいるのを確認してから飛び降りてた。

その時の表情とかもカメラに写ってて、画質の悪さなのか俺の思い込みなのか凄い目つきで俺睨んでるの。
もうその場でゲロ吐いて「責任とります」て言ってバイトやめた。
わりとトラウマ。


[ 2019/04/25 22:01 ] 怖い話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

夏合宿での肝試し
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[ 2019/04/25 15:01 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?353
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1546870543/


829 :本当にあった怖い名無し:2019/04/17(水) 00:23:50.13 ID:2A6TyC2S0.net
 近くの大学の少年サッカー倶楽部に入ってた時の話。多分、小学校低学年の頃だったはず。ちなみにサッカーは今も昔もへたっぴである。

 夏の合宿で、山奥の宿舎に行った。よく覚えていないけど、緑の多い場所だった。大学の施設だったんだろう、割合にしっかりした施設だった。
 自分は父親と一緒に行った。自然芝のコートでの練習は結構楽しかった。夜は本棚にあった「ベルセルク」を読んでいたっけ。

 怖い話はここからで、3日めの夜に肝試しをやるのが、その合宿の恒例行事だった。年毎に企画を変えてるらしく、その時は「禁じられた部屋」に入って、10分間耐える、という内容。うろ覚えだから、色々違う気もするけどだいたいそんなところ。

 本当のところを言うと、その部屋は倶楽部のコーチ達の居室で、6畳+押し入れの収納という感じ。昼間はコーチ達のくつろぎスペースになってるような部屋だった。
 ところが夜になって、仲間と一緒に部屋に入ると、部屋のあちらこちらにお札やら紙人形やら、それっぽい飾り付けがしてあるもので、子ども心にスゴいビビってた。わりと幽霊とかはその頃から信じていたからね。
 今思い返すと明らかに作り物くさかったんだけど、当時の自分にはスゴい効いてた(笑)。


831 :本当にあった怖い名無し:2019/04/17(水) 00:26:28.16 ID:2A6TyC2S0.net
 仲間全員で部屋に入り、小さい声で互いを励まし合いながら、自分たちは円陣を組んだ。
 コーチが戸を閉める。「耐える10分の間は、絶対に声を出さない」というルールで、みんな黙って、じっと円陣のまま動かないでいた。


 しばらくは外の虫の声だけが聞こえていたんだけど、体感で2分くらい経った辺りで、押し入れをドンドンと叩くような音が聞こえてきた。
ドンドン。ドンドンドン。ドンドンドンドン。ドンドン。不規則なリズム。
 押し入れに誰かが入ってるんだろうなあ、と悟った。頭では分かっていても、やっぱりビビってしまって全身ガチガチの自分。一方の周りはまだまだ余裕がありそうだった。
 今冷静に思い返すと、部屋に潜んでた「脅かし役」の方が怖かったろうな。真っ暗な押し入れの中、おそらく一人っきりで待っていたんだろうから。
ちなみにドンドン音は、ふすまをかなり力強く叩いているような、そんな音だった。


 そのまま動かないでいると、次第にドンドン音が聞こえる方向が増えていった。向かい側の壁、窓側、という具合で四方から聞こえてくる。
ドンドン。ドンドンドンドン。ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン……。
ドンドンドンドンドンドンドンドン。ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン。
 途中から、音はリズムもクソもなくなっていた。流石に周りもビビり出していて、全員ガチガチになった。
 ふすまを叩く音は、今にもふすまをぶち破りそうな域に達していた。


832 :本当にあった怖い名無し:2019/04/17(水) 00:31:11.90 ID:2A6TyC2S0.net
 体感で7分強、ガラリと戸が開けられた瞬間。嘘のように音がピタリと止んだ。
 コーチだった。いつになく真剣な顔つきだった。
「逃げろ!」
 その一声で、自分たちは円陣を崩して、我先にと部屋を飛び出していった。
 自分は真っ先に父親に泣きついた。ほかの奴は泣いてこそいなくても、かなり不安げな顔をしていたように思う。その日は肝試しは中止、コーチの命令でみんないつもより早く就寝を迎えた。

 翌朝、コーチに「押し入れに誰が入っていたのか」とたずねると「誰もいなかったよ」との事。「アレはヤバかった。みんな無事で良かった」とも言っていた。真偽はともかく、自分は怖気がしたよ。
 そして気づいたんだけど、例の部屋、仮に101としておくけど、廊下の入り口側、端っこにあるんだよね。押し入れがあるのは102と隣接する方の壁で、向かい側は壁が分厚く、あれだけ激しい音を立てるにはよほどの力で叩かなきゃ無理。
 窓側は……たかが肝試しのために、灯りのない夜の山奥へ人が出るのか?常識的に考えて?
 色々考えてたら余計に怖くなってしまった。

 初めての合宿でトラウマを刻み込まれて以来、夏の合宿はそれ以降行っていない。
 当時のコーチはもういないし、サッカー倶楽部も辞めて久しいから、いまさら確かめる宛てもない。でも、当時の自分としては死ぬほど怖かった。


[ 2019/04/25 15:01 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加
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