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引っ越してから半年あまりたった頃に町内で殺人事件がありました
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[ 2013/11/30 15:27 ] 怖い話 | CM(3)
何でもいいから怖い話を集めてみない?
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1329659092/


481:本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 23:17:27.85 ID:sD30PrI70
15年くらい前、俺がまだ中学生だった頃に体験したことを書いてみます。
俺が住んでいたのは大きな市の郊外にある新興住宅地で周りはみな同じような新しい家がたち並び、
当時は俺の家族も引っ越してきたばかりだったので、
小路を一本間違えて入ると自分の家のすぐ近くなのに迷ったりすることもありました。

引っ越してから半年あまりたった頃に町内で殺人事件がありました。5歳になったばかりの女の子が
町内の公園で殺されたのです。たしか日曜の午後早くのことだったと記憶しています。
主婦だった母親が弟の乳母車を押して散歩の途中、知り合いと会って立ち話をしているすきに、
その女の子が近くだった公園に走り込んで遊具で遊ぼうとしてトイレに連れ込まれ殺されてしまったのです。
しかもこの手の事件は絞殺が多いのに、刃物で腹部を刺されるという残虐な犯行でした。

短時間で犯行が行われたこと、現場が迷路のような新興住宅地の一角であることから、警察は近所に住む者に嫌疑をかけているという噂が広がり、小学校では集団登校の班が組まれるなど当時は大変な騒ぎでした。
俺は中学生で自転車通学でしたが、たまたま通学路がその公園の脇の道にあたっていたため、
十分気をつけるようにと学校と家族から注意を受けていました。ただ俺は男だし中学生には見えない大柄な
体格をしていたし、公園から道路をはさんだ反対側は当たり前に民家が立ち並んでいたので、
そう怖いと思うこともなく毎日通っていました。


482:本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 23:17:53.21 ID:sD30PrI70
その公園はさして広くはなくちょうど宅地一軒分くらいで、遊具も回旋塔とブランコ、ジャングルジムに砂場が
あるくらいです。トイレの周囲に10本くらいの木が立っていましたが、それが犯行を隠した原因とみられ、
事件後はすべて伐られました。そのためそれまで葉陰になっていた町内の案内板がよく見えるようになりました。
犯行があってから3ヶ月くらいたったある日、部活の帰りだったので7時半くらいでしょうか、
俺はその公園の横に自転車を停め案内板に向かいました。社会の公民で地域の発展といった授業があり、それで町内の商店数を数えてみようと思ったのです。

事件の後公園の外に街灯が設置され十分に見える明るさでしたが、その時に俺はおかしなことに気づきました。
その案内板の半分くらいが汚れて黒くなっているのです。近づいてよく見るとそれは小さな手の跡が
いくつもついているようでした。ふと、夜だから黒く見えるけれど昼ならば赤黒いしみに見えるのではないかと
考えてしまい、急に水を浴びせかけられたようにぞっとしました。それで自転車に飛び乗って全速力で
家に帰りました。次の日の朝、その道を通るのをやめようかとも思ったのですが、思い切って家を早めに出て
もう一度その掲示板の前に立つと、遠くからは全体的な汚れに見えるのですが、近づいてよくよく見ると
うっすらとしたたくさんの小さな手の跡です。しかもやはり乾いた血のように思えます。

俺の町内は8丁目までありましたが、国道を挟んで1~4丁目と5~8丁目に分かれています。
そして手の跡は1~4丁目側にすべてついているのです。その時俺は、この公園で殺された女の子に幽霊話が出ていることを思い出しました。それは夜半に車を走らせていると、その時間には外に出ているはずのない小さな女の子がよろよろした足どりで道を歩いている。車を停めようかどうか迷っていると、いつの間にかその子の姿は消えてしまうというような話で、学校でも噂になっていました。そして、よく考えてみるとその目撃があった場所は自分の家があるのと同じ国道の西側、つまりこの手型がついている側なのだと思い当たったのです。


483:本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 23:18:38.83 ID:sD30PrI70
このことに気づくと俺はとても奇妙な考えにとらわれてしまい、ものすごく怖い気持ちになりました、そうして
その道を通るのをやめ、相当遠回りして学校に通うようにしていました。
それから3ヶ月ほどして母が急病になりました、2・3日前から具合が悪く、医者にいったところ風邪だろうと
いわれて勤めを休んでいましたが、夜中に高熱と激しい咳き込みにおちいってしまい救急車を呼んだのです。
救急車には父と自分が乗り込み救急指定病院へと向かったのですが、そこは町内の7丁目、国道の東側にありました。
幸い急性肺炎であるものの症状は重篤ではないとわかり、父が病院に付き添うことにして自分はタクシーで家へ戻ることになりました。夜中の2時過ぎです。

病院の前に常に待機しているタクシーに乗り込みました。住宅地であり道を通る人影はありません。
そのとき前の方の家の門の陰から小さな女の子がふらふらと出てきて車の前を横切ろうとしました。
俺は後部座席に乗っていましたがその姿ははっきりと見えました。運転手さんが急ブレーキをかけ、
車の外に出ました。ひとしきりあたりを見回していましたが「おかしいな、誰もいない」といって戻ってきました。
そして車を発進させたのですが、車窓から後ろを振り返った俺は、真っ黒なシルエットになった小さな女の子が両手をあげてスキップするようにして一軒の家の門内に入り込んでいくのを確かに見ました。

それから1週間ぐらいして、新聞に女の子を殺した犯人逮捕の記事が載りました。
殺人犯は浪人中の予備校生で、本人が警察に出頭したとのことです。
その日の新聞には書かれてはいませんでしたが、後日犯人の住所がわかり、それはあの日俺が病院の帰りに女の子の影が走り込んでいった家そのものでした。
・・・もう書くことはあまりありません。
犯人が逮捕されたことで俺も何となく軽い気持ちになり、ひさびさに公園の横の道を通ってみました。
案内板を見ると小さな手の跡は以前より増えていて、国道の5~8町目側にまで及んでいました。
そして女の子を殺害した犯人の家の上には手型ではなく文字らしきものが書かれていました。
薄く、しかも上の方なので俺は伸び上がってその字を読みました。
そこにはたとどたどしい筆跡で「ここだ」とあったのです。


[ 2013/11/30 15:27 ] 怖い話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

送り番
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[ 2013/11/29 14:04 ] 怖い話 | CM(1)
何でもいいから怖い話を集めてみない?
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1329659092/


474:本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 00:12:40.90 ID:g7GCb+yj0
子どもの頃ひい爺さんから聞いた話を書きます。

ひい爺さん(以下爺さん)は明治の早い時期の生まれで、しかも山村で育ったため
いろいろと奇妙な風習を知っていて、自分が子どもの頃によく話してくれました。
爺さんの村では送り番という役回りがあり、これは三軒ひと組で回り番で当たる遺体の
埋め役のことだそうです。当時爺さんの村はまだ土葬で、寺で葬式を行った後に遺体の
入った棺桶を荷車にのせて村はずれにある墓域まで運ぶのです。村の顔役や男手のない家
では代わりを頼むこともできましたが、葬式では酒も振るまわれ些少の礼金も出たそうです。

ただ遺体は棺桶(これは四角い棺ではなく丸い大きな桶)ごと埋めると場所と手間、費用も
かかるので、4~5尺ほどの穴を掘って、死装束の遺体をそのまま埋めるのだということでした。
そうするうちに村で人死にがあり、これは当時では珍しく自殺だったそうです。五十ばかりの
百姓が土地争いの裁判で負けて先祖代々の耕作地をすべて失ったのを苦にしてのことでした。
そして爺さんと組んでいた埋め役の一人が訴訟の相手だったのです。これは具合の悪いことでした。
遺族もその人にやってほしくはなかっただろうと思うのですが、その人は、葬式には出ないが
村のしきたりの埋め役はやるといって頑としてきかず、これは後で考えると村内で弱みを見せたくない
という虚勢や打算があったのではないかと爺さんは言っていました。


475:本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 00:13:06.41 ID:g7GCb+yj0
葬儀では棺の中に古銭を入れたりなど各地でさまざまな風習があるものですが、爺さんの村では
遺体の口の中に鬼灯(ほおずき)を入れるということをしていました。表向きは死出の旅の慰めに
ということになっていましたが、本当は死人が口を利いたりしないよう封じるためだったろうとのことです。
葬式が終わって、寺の外で待っていた訴訟相手の人ともう一人の人と三人で荷車に棺桶や鍬などの道具をのせ、
街灯もない街の灯りもない月もない夜道を、くくりつけた提灯の明かりだけを頼りに出かけていった
そうです。墓所までは三十分ばかり、さらに小一時間ほど穴を掘って遺体を桶から出して穴に下ろします。
丁寧にやっていたつもりでしたが、底まで一尺ばかりのところで誰かの手が滑ったのか遺体を頭から
穴に落としてしまいました。するとポンと音を立てて口から鬼灯が飛び出しました。

もう後は土をかけるだけでしたので、鬼灯はそのままにして腹から土をのせていきました。さすがに
顔に土をかけるのはためらわれるので、一番最後になることが多いのだそうです。爺さんはこれでもう
終わったようなものとやや気を緩めていたところ、急に月が雲間から出て穴の底まで射し込み、死人の
顔を照らし出しました。すると死人はかっと目を見開き、目だけを動かして辺りをねめ回しておりましたが、
訴訟相手の人を見つけるとその顔を見据えて、吠えるような大声で「お前が送り番か、悔しい」と叫んだのです。
もちろん三人は鍬も何もかも放り出して一目散にその場を逃げ出しました。


476:本当にあった怖い名無し:2012/06/05(火) 00:13:46.83 ID:g7GCb+yj0
葬式を行った寺に駆け込んで一部始終を住職に話しましたが、住職も怖じ気づいたのか確かめるのは
日が昇ってからということになり爺さん達は寺の一間を借りて過ごし、住職は朝まで経をあげていた
そうです。翌朝になりますと訴訟相手の人の姿が見えなくなっていました。無理をいって隣町から
医者を呼び一同で墓所に出向いてみると、野犬などに荒らされることもなく遺体は穴の中で顔だけ
出した昨晩のままでした。もちろん掘り返して医者が確認しましたが、亡くなってからずいぶんと
時間が経過しており生き返った様子もないとのこと。ただ当時の医学だからどれだけ信用がおけるか
わからんよ、と爺さんは笑って話してくれました。遺体の目は昨晩最後に見たままにかっと見開かれた
状態で、閉じさせるのが大変だったそうです。

もう一度日中に埋葬が行われ、今度こそ何事もなく執り終えました。訴訟相手の人は半年ほど行方が
わからなかったのですが、猟師が山中で首を吊っているのを見つけました。そうして死体を下ろしたときに
口からぽんと鬼灯が飛び出たのだそうです。
爺さんは作り話で子供を怖がらせるような人ではなかったと思っていますが、この話に関しては半信半疑という
ところです。もうずいぶん前のことになりますので、記憶違いなどがあるかもしれません。


[ 2013/11/29 14:04 ] 怖い話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

「おさっしゃ」と呼ばれるお祭り
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[ 2013/11/28 13:41 ] 怖い話 | CM(1)
何でもいいから怖い話を集めてみない?
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448:本当にあった怖い名無し:2012/06/02(土) 21:29:20.74 ID:ea7+1LKs0
本家の洒落怖を読むといろいろと奇妙な地方の風習が出てきますが、
わたしも子どもの頃に土地神への捧げものとなった体験があります。そのときのことを書いてみます。
わたしの住んでいた所は今は合併で市の一部になりましたが、
約三十年前の当時からすでに過疎の進んだ山村でした。
秋祭りにしては遅い十月の初めに「おさっしゃ」と呼ばれるお祭りがありました。これは漢字にすると
どの字を当てるのか未だにわかりません。これが正式な名前なのですが、村の大人達は里にいるときには
このお祭りのことを「おかえし」とも呼んでいました。

里からやや外れた山中まで四百段ほどの丸木を据えた山道が続き、古いお社があります。
そこは二間四方ばかりの小さな社殿一つだけで、ここ何十年も改築などされておらず、
柱などはそうとうに傷んでいました。ご神体は社内にはなく背後の深い山々がご神体そのものであるようでした。
当然、神職も常駐してはいません。社の前は草木が刈られて小さな広間となっておりましたが、
そこに神職はじめ村の主立った者が集まって土地神へ捧げるお祭りをとり行うのです。


449:本当にあった怖い名無し:2012/06/02(土) 21:29:46.80 ID:ea7+1LKs0
そのときに社前で舞を舞う男の子が一人おり「にしろ」と呼ばれていましたが、これもどのような漢字を当てるかは
わかりません。そして次の年の「にしろ」にわたしがなったのです。
「にしろ」は前年の祭りが終わった十二月に十一歳の男の子の中から選ばれます。自分で言うのもなんですが、
「にしろ」に選ばれるのは、顔立ちの優しい体つきの華奢な子です。そして選ばれたその日から「にしろ」は
女の子として育てられます。髪を伸ばし、女の着物を着て村長のお屋敷の一間を借りて過ごします。

学校へはその一年は行きません。義務教育なので行かなくてはならないのですが、村立小学校でも問題にはせず
一年間欠席扱いです。そして学校の勉強をしない代わりに、お祭りで舞う踊りを習います。神職が笙の笛、古老がひちりき
などを担当し、陽気ではあるものの現代の音楽に比すればずいぶん間延びした曲を演奏します。生まれつき鈍かったわたしは
習い覚えるのにずいぶんと苦労したことを思い出します。村長のお屋敷から外に出ることはできませんが、毎日のように
両親や祖父母が会いに来てくれました。ただ学校の友達とは会うのを禁じられていたため、それは寂しく感じました。


450:本当にあった怖い名無し:2012/06/02(土) 21:30:10.05 ID:ea7+1LKs0
早いもので一年が過ぎ、「おさっしゃ」の前日となりました。この頃には家族との面会もできなくなっていました。
髪はもう肩の辺りまで伸び自分で鏡を見てもまるきり女の子でした。その日は水垢離をして眠ります。
いよいよ当日となれば、朝から薄化粧を施されます。昼中は村は農作業をするものもおらず、平日でも学校も昼には終わります。
お神輿などの神事は特になく村人の多くは提灯を掲げたりして家でお祀りをしています。神職達はこまごまとお祭りの準備をします。
わたしは昼時に神餅を少し食べさせられただけです。そして夕暮れになると巫女のような着物を着せられた「にしろ」は
「にご」という竹で編んだ大きな鳥籠のようなものに入れられ、丸木を組んだものの上に乗せられ男衆二十人ほどに担がれて
かけ声と共に山道をお社へと向かいます。このとき女や子どもは山に登ることはできません。

山道の途中途中にはたくさんの幟が立てられ、お社前の広場には煌々と篝火が焚かれています。「おさっしゃ」はまず、
神職の口上から始まります。村人の中にも意味のわかるものは少ない日本語とは思えないようなものです。その後に
神への贄が捧げられます。酒と御幣と数日前に村人が仕留めた一頭ずつの鹿と猪です。そしてまた祝詞のようなものがあり、
わたしは「にご」から出されます。ここで一年間習い覚えた踊りを披露します。わたしは無我夢中で踊り、なんとか一つも
間違えずに終えました。周りを囲んだ男衆から口々に「よい出来だ」「今年はよい」などの声が聞こえます。
そうして踊り終えたわたしは茶碗一杯の御神酒を一息に飲むように命じられました。


451:本当にあった怖い名無し:2012/06/02(土) 21:32:33.05 ID:ea7+1LKs0
そして一同はこれで帰ってしまうのですが「おさっしゃ」はわたしにとってはまだ続きます。明日の朝、里で一番鶏が鳴くまで、
このお社の中に一晩こもって過ごさなくてはならないのです。雪の降る地方ではないのですが、十月の山は寒く薄い白い肌襦袢を
着て過ごすので寝ることはほとんどできないという話を事前に聞いていました。わたしは初めて大量に飲んだ酒のために体が火照り
まだ寒さは感じず、何もない社殿の中の山側の壁にもたれていました。神職がわたしの側に来て「ちょっと怖い目をするかもしれないが
心配ない、何も危険なことはないから、けっして逃げ出したりせずしっかり務めてくれ。」そう言って外に出て扉に錠をかけたようでした。
板のすき間からわずかに見えていた篝火が消され、男達の声も消えました。お社の中は灯りもなく真の暗闇となりました。外はほとんど風も
ないようです。

不思議と怖いとは感じませんでしたし、危険があるとも思いませんでした。なぜならこれまで毎年代々「にしろ」を務めた人たちは、村を出た
人以外はみな健在であったからです。ただし「にしろ」としてこのお社の中で経験したことは、絶対に人に言ってはいけないし、
また聞いてもいけないことになっていたため、どのようなことが起きるのかはわかりません。かすかに木の葉がさやぐ音が壁を通して伝わってきます。
三時間ばかり過ぎ寒くなってきました。これでは寝ることはとうていできません。一枚だけ与えられた薄い白絹の布にくるまり壁にもたれて
膝を抱えていると、ふっと真っ暗で何も見えないのに社殿内の空気が変わったのがわかりました。それと同時に社殿内がものすごく獣臭くなり、
何者かがいる気配がします。それも二頭の息遣いに聞こえます。身を固くしていると、あっという間に白絹をはがされ、わたしの体は宙に浮きました。
ひょいと足首をつかんで持ち上げられたのだと思いました。


452:本当にあった怖い名無し:2012/06/02(土) 21:33:22.49 ID:ea7+1LKs0
そして肌襦袢も脱がされ、体中をまさぐられる感触があります、それも毛むくじゃらの手で。何本もの手で全身をまさぐられています。
わたしは怖ろしさで声も立てられず気が遠のいていくのを感じましたが。そのとき獣のうなり声が聞こえてきました。そしてこれは声に出した会話
というのではなく、直接わたしの頭の中に意味として入ってきたものです。
「これは見目よいと思うたがおなごではない」「おなごではないな」「またたばかられたか」「今年もたばかられたか」「酒と獣肉はもろうておこうぞ」
「これは返そう」「うむ、返そうか」そしてわたしの体はどーんと床に投げ出され、今度こそ本当に気を失いました。
そして次に目覚めたのは小鳥の声、そして朝のまぶしい光でした。社殿の扉が開いており神職達が迎えにきてくださっていたのです。
これで話は終わりです。


[ 2013/11/28 13:41 ] 怖い話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

ムサカリという風習
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[ 2013/11/26 14:06 ] 怖い話 | CM(6)
何でもいいから怖い話を集めてみない?
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1329659092/


427:本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 19:40:21.57 ID:A9d0tpN10
俺は今は大きなデザイン事務所に勤めてるんだけど、
専門学校を出てしばらくは学校から勧められた冠婚葬祭会社で写真加工のバイトをしていた。
葬式の場合は遺影用としてスナップから顔をスキャンしてスーツ姿にしたり、
結婚写真の場合は全体的な修正などの仕事が多かった。あとは写真に関係ない細々した雑用。

ある20代の若い男性の葬儀で、アルバムから遺影用の写真を選ぶのに自分も加わったけど、
そのあとで60代と思われるご両親から呼び止められて奇妙な依頼をされた。
それは故人となった息子の結婚写真をつくってほしいという話で、
未婚のまま病気で亡くなった息子が不憫でならない、なんとか空事でも結婚式を挙げた写真を残したいが、
そういうことはできるものかと尋ねられたんだ。
まあ、できるかどうかは素材の画像が揃ってるかどうかで決まるんだけど、
会社で正規に請け負う仕事とは違うんで、その場での即答は避け正社員の先輩に相談した。


428:本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 19:40:45.70 ID:A9d0tpN10
先輩は「それはムサカリだろう。」と言って続けた。「東北のほうでは結婚前に亡くなった男性には
架空の結婚式を挙げた絵を描いて寺社に納める風習があってそれをムサカリという。おそらくそうした
ことをしたいんだろうね。もうすっかり廃れたと思ったが、まだあるとこにはあるんだね。いや会社としては
引き受けられないよそんなの。ただお前が個人として依頼を受けるのは関知しない。ま、やめといたほうがいいと思うけどね。」
まとめるとこういう話だったが、俺は、いかにも心苦しいというように頼みを切り出してきた父親の姿や、
葬式中ずっと泣き続けていた母親の姿を思い出して引き受けようと決めた。

ご両親と話を進めていき、故人の新郎は成人式に紋付袴で写した写真があるとのことで、
それを流用させてもらうことにし、ご両親には盛装していただいて新たに撮影することにした。
金屏風の前に新郎新婦がいて、その両脇にご両親という構図を考えた。
で、問題は新婦なんだ。俺としては和服の花嫁姿はどっかからひっぱてきた画像、顔はちょっと面倒だけど、
目や鼻など顔のパーツ一つ一つをコラージュして、全体としてはこの世にいない女性像をつくろうと思ってた。


429:本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 19:41:16.10 ID:A9d0tpN10
ところがご両親は、ぜひともこの写真を使ってほしいと一枚の紙焼きを出してくる。新婦の顔は
どうでもこの女性の顔にしてほしいと言って必死の形相になっている。それをスキャンで取り込むのは簡単だけど、
俺は先輩から言われた言葉を思い出した。「ムサカリ絵馬は、言い伝えではまわりの参会者はいいけど、
新郎新婦の顔をまだ生きている人にしちゃいけない、また生きている人の名前を入れてもいけない。
それをやるとその描かれた人には冥界からのお迎えが来るんだ。・・・馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、
東北の○○県のあたりにはそういう力を今でも顕すことができる神社が残ってるというぜ。」

俺はおそるおそる、生きている人はまずいんじゃないですかと聞いてみた。しかしご両親が言うには
その写真の方も亡くなっていて、生前は婚約関係にあったのだと。その女性が亡くなったのが原因で息子も
病気になったようなもの、どちらも故人だしあの世ですでに一緒になっているのだろうが、正式な式として地元に
報告できればうれしい、と切々と述べ立てられ俺は半信半疑ながらこれも承知してしまった。謝礼として10万円いただいた。


430:本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 19:44:42.91 ID:A9d0tpN10
写真はできあがり、最後の最後に息子さんの名前とご両親から聞いた女性の名前を同姓にして画像に入れ
絵馬にしやすいようパネルにして手渡した。自分として出来映えは満足のいくものだった。ご両親はうれしそうに、
これを持って地元の○○県に帰りますと言った。その帰省先が先輩の言っていた県だったのでちょっとギョッとしたけど、
深くは考えないことにしていた。
それから2週間ほどして、地方新聞に事故の記事が載った。被害者は即死で、なんと病院の前で救急車にはねられた
ということでこちらの地域ではいろいろ問題になった。その病院はこれまで書いた息子さんのご遺体を搬送してきたところで、
新聞に被害者の女性の写真は載らなかったが、名前は俺が画像に入れたのと同じだった。これで話は終わりです。



[ 2013/11/26 14:06 ] 怖い話 | CM(6) このエントリーをはてなブックマークに追加

飼い猫に命を救われた話
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[ 2013/11/25 14:17 ] 心霊いい話 | CM(3)
何でもいいから怖い話を集めてみない?
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1329659092/


185:本当にあった怖い名無し:2012/03/15(木) 23:28:26.75 ID:uCM1yXam0
この間風邪をこじらせ、会社を早退した
一晩寝たら治ると思ってたが、次の日目が覚めたら体が動かなかった
枕もとのポカリ飲むのがやっとで、マジで這う事も出来ない
鞄の中で携帯が鳴ってても、そこまでたどり着けない
その内目の前が真っ白になってきて、あーこれヤバいと思いつつ意識が飛んだ

そしたら思いっきり鼻を噛まれて目が覚めた
忘れてたんだが俺は一人暮らしで、猫(メス・推定5歳)と住んでいる
不規則な仕事なんでこいつのメシと水は、
三日分くらいストック出来る自動給餌機使ってるんだが、
起こしに来たって事はメシが無くなったって事だ。それにトイレ掃除もしてない

これはいかん、と思って死に物狂いで布団から這い出した
時々ふっと意識が途切れたが、その度猫に噛まれて覚醒
何とか部屋の真ん中まで来たところでまた携帯が鳴った
必死で出たら会社の同僚だった
何か言ってるが、全然頭に入ってこない
とにかく体が動かない事を伝えた所で本当に意識が飛んだ


186:本当にあった怖い名無し:2012/03/15(木) 23:28:49.46 ID:uCM1yXam0
次にハッキリ目が覚めたら病院にいた
医者の話を聞いて驚いたんだが、
俺は過労と栄養失調から風邪がこじれて肺炎になりかけていたらしい
ついでに早退した次の日と思ってたら、既に三日経っていた
熱で意識がぶっ飛んでいたらしい
同僚が来て救急車を呼んでくれなかったら、本当に死んでいたそうだ

付き添っていてくれた同僚に礼を言った後、猫の世話を頼んだ
迷惑とは思うが、メシと水とトイレの始末してもらえば後は何とかなるから
そう言ったら、同僚がちょっと変な顔をした
「いや、猫いなかったぞ?つーか、猫の物なんか無かったぞ」
覚えてないが救急車で運ばれる前、俺はずーっと猫の事を言い続けていたそうだ
だから世話をしようとしてくれたそうだが、
猫もいなければ給餌機もトイレも見当たらなかったらしい
「仕方ないから、コンビニで猫缶買って開けてきたけどさ」

そんな訳無いだろ、と言い掛けてぞっとした
何で忘れてたのか分からんが、猫はもういなかった
3月の頭に車に轢かれて死んで、あいつの使っていたも物全部処分した
その事言ったら、今度は同僚が青くなった
俺が電話に出た後ろで、猫がでかい声で鳴いていたそうだ

俺は今朝退院して所だが、連休に入ったら墓参りに行く事にした



[ 2013/11/25 14:17 ] 心霊いい話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

同級生でよく嘘をつくやつがいた
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[ 2013/11/23 12:11 ] 不思議な話 | CM(7)
何でもいいから怖い話を集めてみない?Part2
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1347704884/


986:本当にあった怖い名無し:2013/02/04(月) 00:23:25.63 ID:1PJkoUvY0
小学校のときのことなんだけど、たいして怖い話でもないのでここに投下。
3年生のときの同級生でよく嘘をつくやつがいたんだよ。
そいつとは家が近かったんで低学年の頃は何度かいっしょに外で遊んだ記憶もある。
小学生は意地をはったり見栄をはったりして他愛もない嘘をつくことがあるけど、
そいつのはいかにも突飛で、しかも確かめればすぐばれるようなのばかりだった。

例えば虫取りが流行ってたときには、15センチもあって角が三つに分かれたカブト虫を山で捕まえたとか言う。
今にして思えば、図書館で図鑑に載ってる外国のカブトを見たとかなんだろうけど、
空の水槽に入れて飼ってるというんで、このときは信じた子供もいた。
放課後、見せてもらおうと後をついてそいつの家に行くと、
先に家に入ったそいつが、いかにもがっかりした顔で出てきて目尻をぴくぴくさせ、
そこ以外は無表情に「逃げられてたよ」と言う。まあそんな感じ。

他にも、そいつは片親でボロい木造家屋に母親と住んでるんだけど、
実は親父は外国に長期出張してる有名な会社の社長だとかなんとか。
しかしそうでないことは、いくら小学校3年生でもすぐわかった。
勉強もスポーツもできず、小遣いを持ってることも少なく話しても何も面白くない。

それに母親が夜の仕事で忙しいせいか、そいつのことをろくにかまってなくて、
毎日忘れ物はするし同じシャツを着てきて汗臭いしで、まずクラスの女子がそいつを嫌がり、
男子もだんだんと話をするやつがいなくなって孤立状態になった。
ただし、いじめられてるというわけでもなかったけどな。
子供なりにそいつが自分のヘマや嘘で追いつめられたときに見せる無表情さに、
一種の不気味さを感じていたんだと思う。


987:本当にあった怖い名無し:2013/02/04(月) 00:24:22.34 ID:1PJkoUvY0
4年生になってクラス替えがあり、俺はそいつとまたいっしょのクラスになった。
俺の行ってた小学校は大規模校だったんで、それまで同級だった子よりも知らない子のほうが多く、
春休み明け始業式の日は子どもなりに緊張して迎えた。
朝ちょっと早めに登校すると、そいつのまわりに何人か人が集まり「うえー」「本当かよー」とか言ってる。
そいつが何かの紙切れを、寄ってくるやつに見せてるんだな。

それで、俺も近づいてみると、「○○(俺のこと)この写真見て、今まで一人っ子だと思ってただろうけど
じつは小さい頃は双子だったんだ」と言ってくる。
そいつが持ってる紙には、シャム双生児というのかな、
体がくっついてて手が4本、足はどうなってるのかわからないような幼児が写っている。
頭は一つで奇妙にねじ曲がっていて片目がつぶれてて、悲しいような恨めしいような目でこっちを見ている。

「これオレなんだよ。弟といっしょにくっついて産まれたけど、小さい頃手術して切り離したんだ」
しかしそうは言うものの、手に持ってるのは写真ではなく何かから切り抜いたと思われる紙切れだし、
写ってる顔はどう見ても日本人じゃない。ああいつもの嘘だな、と思って俺はその場を離れた。
これ以降、そいつもクラス替えで精神状態が高ぶっていたのか毎日のように様々な嘘をつき、
そして3年生のときのようにあっという間に孤立した。

ただし今回は学年で鼻つまみのいじめっ子がクラスにいたこともあり、たんに孤立では済まないようだった。
俺はそのイジメには加わっていなかったし、そいつの味方をしたこともない。
クラスではただひたすら離れていた。
それに4年生からはスポ少に入ることができ、俺は野球部になって放課後は遅く帰ることが多くなった。
そいつは運動は苦手で、用具などをそろえる金もなかったのかもしれないが、
下校時間になると一人で帰っていた。


988:本当にあった怖い名無し:2013/02/04(月) 00:27:06.67 ID:1PJkoUvY0
その日は練習がなかったんで俺が普通の下校時間に一人で歩いてて、
角を曲がるとそいつが前にいた。どうやら帰りの掃除の時間にでもイジメを受けたらしく、
いかにもとぼとぼとした感じで歩いてる。
ちょっとかわいそうになったので追いついて、「いっしょに帰ろう」と言うといつもの無表情でこっちを見た。

けど何の話題もない。そのままただ歩いていると、
唐突に「オレ転校するんだよ、明日からこの学校には来ない」と言う。
でも、転校するなら必ず先生がそのことを言うはずだし、今までは転校する子が出ると簡単なお別れ会を開いてた。
そういうことがなかったので、ははあまた嘘だなと思った。
リアクションを返せないまま押し黙って歩いてそいつの家の前まで来ると、
そいつがやはり無表情のまま「今までありがとうね」と言って玄関に入っていこうとした。

そいつが後ろを向いたとき、ランドセルの蓋がパンと強くはね上がり、
中から幼稚園児くらいの大きさで細長くねじけた頭が飛び出した。
頭は俺のほうを見ると、苦しそうに顔をゆがめ、
いくつにも切れた唇からしぼりだすような声で「あ・り・が・と」と言った。
始業式の日にそいつが持ってきた切り抜きに写っていたシャム双生児の顔だと思った。

次の日そいつは学校には来ず、数日して先生が
「□□君は急な事情で転校しました、みんなにお別れが言えずにとても残念がっていました」と説明した。
親たちの噂話では、どうやら夜逃げのようだった。
それから今まで一度も会っていないし消息もわからない。


[ 2013/11/23 12:11 ] 不思議な話 | CM(7) このエントリーをはてなブックマークに追加

私が体験した「きさらぎ駅」の話
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[ 2013/11/22 12:11 ] 不思議な話 | CM(1)
ほんのりと怖い話スレ その71
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1299993563/


65 :本当にあった怖い名無し:2011/03/23(水) 22:53:57.30 ID:iUL2aoTT0
どこに書いたらいいのかわからなくて、ここに書き込むことにしました。
怖い話ではないけど、不思議な話です。
皆さん、「きさらぎ駅」って言う駅を知ってますか?何年か前に2chで有名になった怖い話
だそうで、はすみさんという方がその実在しない駅に迷いこんでしまって、結局行方知れずに
なってしまったとか。インターネット上でも検索すれば出てくるようです。
それで僕の話なんですが、今から5~6年くらい前ですかね。2005年の暮れのころ、
福岡から久留米に電車で向かってたんです。道中暇だったんでずっと本を読んでたんですね、
ペーパーバックの。で、気付いたら回りのお客さんがみんな眠ってて、すごい不自然な感じ
だったんですよ。肌で感じる奇妙さみたいな。

そこで窓の外を見たら、ちょうど電車が古い鉄橋を渡るところだったんですね。その後陸橋が
見えてその下をくぐったあと駅に着いたんです。普段その路線使うことがないのであまり覚えて
ないんですが、そんな風景は見たことがなかったんですよ。
駅に到着したんですが、なんかホームが二つあってその奥に古い日本建築の駅舎が見えてて、
ホームの柱にひらがなで「きさらぎ」と書いたプレートがありました。雨が降ってて、ホームの
一部にしか屋根がないので傘を持った人が結構いましたが、不思議と誰も乗り込んできませんでした。
少し遠くに駅名が書いた大きな立て札があって、そこにはひらがなで「きさらぎ」と書いてあるほかに、一つ前の駅「やみ」と一つ後の駅「かたす」という駅名がひらがなでかいてあるのが見えました。


66 :本当にあった怖い名無し:2011/03/23(水) 22:55:22.27 ID:iUL2aoTT0
普通だったら電車間違えたとかパニックになるのかもしれませんが、なんとなく不思議な感じ
がして、降りてみたいなと思いました。しかし、久留米で人に迎えに来てもらう約束だったので、
降りたりする時間はなく、ぼんやり窓の外を眺めていると、電車が発車しました。結局、次の駅
「かたす」というところにも着かず、長い時間走ったあと電車は久留米に着きました。周りの
人ももう起きていました。途中、止まるはずだった駅をいくつも飛ばしたような気がするんですが、
そこら辺はよく覚えていません。
おそらく、本を読みながらウトウトして久留米の前くらいまで浅い眠りに入っていたなかで
見た夢だろう、ということで納得したんですが、最近、きさらぎ駅の話をインターネットで
見つけびっくりしています。
はすみさんという方の話と違い、トンネルも抜けていないし、ホームや駅舎に人がいて、
周りには住宅もありました。そもそも九州なので東海地方からは程遠いです。それでも駅の
名前は「きさらぎ」だったのをはっきり覚えています。何かオカルト的な意味のある駅名
なんでしょうか?この世とあの世の接点とか?その駅で降りていたらどうなっていたかと
思うと、とても恐ろしいです。



[ 2013/11/22 12:11 ] 不思議な話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

小学校4年生の夏休みのことで、今でもよく覚えてる
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[ 2013/11/21 13:04 ] 怖い話 | CM(2)
何でもいいから怖い話を集めてみない?Part2
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1347704884/


979:本当にあった怖い名無し:2013/02/02(土) 15:25:22.99 ID:P4JgGvg30
小学校4年生の夏休みのことで、今でもよく覚えてる。
川と古墳の堀をつないでる細い用水路があって、そこで一人で鮒釣りをしてたんだ。
3時頃から始めたんだけど、いつになくたくさん釣れるので面白くてやめられなくなった。
だんだんあたりが薄暗くなってきて、日の長い時期なので7時近かったと思う。
そろそろ帰らないと怒られるな、もう一匹だけ釣ったらやめようと思っていたら、
ガサガサと藪を踏み分ける音がして、川原の丈の高い草の中を何かが近づいてくる音がする。
人が通るような道はないので動物かと思ってちょっと身がまえたが、
出てきたのは自分の父親より少し年上くらいのおじさんだった。
おじさんは神主さんのに似た上下白の着物を着て、
顔は大人なんだけど小学生の自分と同じくらいの背丈で、頭に黒くて長い帽子をかぶってる。
それが烏帽子というものだとは後でわかった。

はじめは怖いという感じはぜんぜんしなかった。
おじさんはにこにこ微笑んでいてとても優しそうにみえたから。
おじさんは体についた草の葉を払いながら「ぼうや釣れるかい?」と聞いてきたので、
「はい、釣れます」と返事をすると「ちょっとお魚見せてくれるかい」と言いながら歩み寄って魚籠を引き上げ、
「ほーう大漁だねえ。いくらかもらってもいいかな」
そしてこちらの返事も待たずに魚籠の中から一番大きい鮒を二本指ではさんでつまみ上げ、
「いただくよ」と両手で抱えて頭から囓り始めた。バリバリという骨の砕ける音が聞こえてくる。
おじさんは「いいな、いいな、生臭いな」と歌うようにつぶやいて頭のなくなった鮒を草の上に捨てた。
自分が呆然と見ていると「殺生だよ、殺生はいいな、いいな」と言いながら、
魚籠の上にしゃがみ込んで、今度は両手をつっこんで2匹の鮒を取り出すと、
こちらに背を向けるようにして、交互に頭を囓りだした。
やっぱりバリバリゴリゴリと音をたてて頭だけ食べている。生臭い臭いが強くした。


980:本当にあった怖い名無し:2013/02/02(土) 15:31:00.19 ID:P4JgGvg30
魚を捨てると立ち上がってこちらを振り向いた。
にこにこした顔はそのままだが、額と両側の頬に鮒の頭が生えていた。
鮒はまだ生きているようでぱくぱく口を開けてる。
「ああーっ」と声を上げてしまった。ここから逃げなくちゃいけないと思ったが、体が動かない。
おじさんは動物のような動きで一跳びで自分の側まで来て、「ぼうやももらっていいかな」と言って肩に手をかけてきた。
思わず身をすくめると、同時におじさんのほうも弾かれたように跳び離れた。
そしてこちらを見て不審そうに首を傾げ「・・・ぼうや、神徳があるねえ、どこかにお参りにいったかい?」
そう言うおじさんの顔から目を離せない。
すると急におじさんの顔が黒くなり、吠えるような大声で「どっかにお参りにいったかと聞いてるんだ」と叫んだ。
気おされて「・・・この間お祭でおみこしを担ぎました」と、なんとか答えると、
おじさんは元のにこにこ顔に戻って「そうかおみこしねえ、ふーん残念だなあ、じゃ20年後にまた来るよ」
ゴーッと強い風が顔に当たって、目をつぶってもう一度開けるとおじさんの姿はなくなっていた。

体が動くようになったので釣り道具をぜんぶ捨てて家に逃げ帰った。
家族にこの話をしたけど、何を馬鹿なことをという反応だった。
母親が変質者かもしれないと少し心配そうにしたくらい。
翌日中学生の兄といっしょに昼前に堀にいってみたら、釣り竿なんかは草の上に投げ捨てられたままになっていた。
ただ魚籠に近づくとひどい臭いがして、中はどろどろになってあたりの水面に油と魚の鱗が浮いていた。
その後はその古墳の堀には近づいていないし、特に奇妙な出来事も起きていない。
ただもうすぐあれから20年になるんだ。


[ 2013/11/21 13:04 ] 怖い話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

練炭自殺があった事故物件に住んでいました
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[ 2013/11/20 12:24 ] 不思議な話 | CM(2)
ほんのりと怖い話スレ その98
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1382714110/


860 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 01:25:16.35 ID:0efsOtBL0
流れ読まずに投下します。

2年前まで3年間、ワンルームの事故物件に住んでいました。
不動産屋曰く、前の居住者がその部屋で練炭自殺をしたとのこと。
お金もなかったし、立地がまあまあよかったのでその物件で暮らしはじめました。

ある雨の夜、窓際に置いたベッドで寝転がってぼうっとしていたところ、
ベランダからバサバサっという物音がしました。
結構遅い時間で疲れていたのもあって、その晩は確認せずに、とりあえず眠ってしまいました。

翌朝、ベランダを見てみると、そこには雨か何かでビショビショに濡れたエロ本三冊が落ちていました。
住んでいた部屋は最上階の角部屋で、屋上にのぼる階段はありません。

今でも何が起きたのかは分かりませんが、ほんのり怖い事故物件の思い出です。


862 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 01:49:13.15 ID:fEvBNwlq0
事故物件なのを教えるとかどんな不動産屋だよ


863 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 02:20:08.28 ID:SCpuY0vsO
>>862
物件の瑕疵を告知するのは不動産の義務だよ
黙ってたら違犯になる


864 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 02:23:43.87 ID:ggZib7TW0
ほんとに直前の居住者の「事故」で、事が「自殺」だったら「告知義務」が発生するはずよ
でも大抵は間に誰か雇って一定期間住まわせて無効にしたりするから、これは創作だろうけど


865 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 02:44:20.93 ID:fEvBNwlq0
>>864
住み屋挟むよな


869 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 15:05:51.60 ID:ls337THv0
事故物件だと数年前すごいのがあったな
相場7-8万くらいのが4万くらいで何部屋も空いてて
図面にはデカデカ「特記事項あり・要説明」
別紙に書いてあったのはここ二年で3件の変死
確か自室から飛び降り・自室で焼死・踊り場で焼死とかだったかな

とてもじゃないけど見に行く気すらおきんかったわ


872 :本当にあった怖い名無し:2013/11/19(火) 17:51:54.23 ID:y+KKYfsZ0
まともな不動産なら後で揉めるのを嫌がるから先に話す
住み屋なんか挟んでも、いずれ近所の噂で知ることになるから
人の口に戸はたてられんよ


874 :本当にあった怖い名無し:2013/11/20(水) 07:06:18.02 ID:/+7V0T3P0
>>872
今住んでる所がまさにそれ
家賃は相場だけどかなり好条件賃貸なのに、この建物だけ常に空き部屋が多く10階建てで17戸のうち4戸くらいしか入居者がいなかった

初めはなんとなく嫌で避けてたけど12月という半端な時期で、なかなか他でいい空き物件もなく焦って入居

常に誰かに見られてる感覚で、振り向くと一瞬男の顔がサッと隠れるような錯覚や、エレベーターホールに並ぶスニーカーが見えたような錯覚や
夜中に室内の廊下が寝室に向かって順にミシミシ鳴るのにドキっとしてたけど、疲労からの錯覚と人が住んだことで空気が暖まってフローリングの板が膨張してるだけと納得した

それと毎日知らない無表情の人に覗き込まれる夢を見てた


875 :本当にあった怖い名無し:2013/11/20(水) 07:17:20.75 ID:/+7V0T3P0
夢はベッドに寝てて目が覚めたら知らない男が顔を上から覗き込んでるっていうもので、実際に目覚めると男の顔がない以外は夢のままの視点だから気味が悪かった

あまりに錯覚や悪夢が続くので同棲相手に『最近なんか変な錯覚と怖い夢を見るんだよね』と話し始めたら『その夢ってさ…』と返してきて、実は同じ夢を見てたことがわかって更にモヤモヤした

1ヶ月以上たって偶然近所で友人を見かけて、友人が近所に住んでることがわかりコチラも越してきたことを話したら
『え?あそこ住んでるの?事故物件だよね!』
と言われて半笑いになってしまった


876 :本当にあった怖い名無し:2013/11/20(水) 07:32:09.02 ID:/+7V0T3P0
数年前その友人もここに住むつもりだったけど殺人事件が起こり、もともと知人の不動産を介していたので詳細を教えられ、近くの他の物件を用意してもらえたらしい

友人が面白半分にからかわれただけじゃないかと半信半疑でいたら
『あれ?知らないの?ニュースになってたし目の前通ったら黄色いテープ貼られて警察の人いっぱい来てすごかったよ!ヤクザが撃たれて死んだんだって!なんか変なこと起きたりしてないの?』
と言われたので本当っぽい

数年前の事件らしく、告知義務はもうなかったようで不動産からは何も言われなかったし友人からもそんなこと聞きたくなかった


877 :本当にあった怖い名無し:2013/11/20(水) 07:51:25.67 ID:/+7V0T3P0
友人には錯覚や夢の話はまだしていない

他にも、昼間に買い物から帰って玄関を開けたら部屋からオジサンの話し声が聞こえて、空き巣かと身構えながら入ったら声が止んだり
何度か不思議なことはあったけど
春先は室内より外の方が暖かいくらい異様に冷えるのと、風通しもいいのにやたらカビが発生する以外は生活に支障はないので更新して4年住んでる

4年の間に何度も引っ越しを見かけたけど、やっぱり常に空き部屋が多くて何故か1年以上住み続けない人ばかりで早い人は1年経たずに出て行くし、酷いときはうちと9階しか住人がいない時期もあった
偶然かもしれないしどこかで噂を知って住みたくないと思うのかもしれないけど


[ 2013/11/20 12:24 ] 不思議な話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

漂着した木彫りの像
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[ 2013/11/19 12:39 ] 不思議な話 | CM(1)
何でもいいから怖い話を集めてみない?Part2
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1347704884/


956:本当にあった怖い名無し:2013/01/29(火) 22:27:07.08 ID:jNk3F+l20
中学校2年のときの話
俺は家は漁師じゃなかったが海辺に住んでた
というか前の浜から背後の山までせまくて細長い土地の町だったんで
ほとんどの人がが海辺に住んでると言えるんだけどな
それで今でいうビーチ・コーミングを趣味としてた 
当時はそんな言葉はなかったけど、簡単にいえば漂着物の収集のこと

日本海側の北の方だったから熱帯の貝やヤシの実なんてのはまず見られなくて
日本にない漢字やハングルが書かれた浮きなんかが多かったが、ときおり変わったものもあった
ビーチグラスはもちろん古い陶器の破片や変な形の魚の骨とかルアーとか
あと流木は俺は興味なかったんだが、大きいのを家に持って帰ると
当時まだ生きてたじいさんが皮をはいで磨きあげ置物にした
中学校の仲間や小学生でもやってるやつがいたんで
そいつらより先にと思って、朝の6時頃には浜にいて見て回ったりもした

11月頃だったと思うけど、海が荒れた翌日で何か収穫があるかと浜に出てみたら
テトラポットのすきまに何か赤茶色の大きなものが引っかかってるのが見えた
近づいていくと何かの像のようなもので自分の背丈よりも大きく見えた
顔のほうを下に沈めて背中が出てるんだけど
お寺で見る仏像とはまったく違って頭が大きくいびつな形をしてる
木目が出ているとこがあるんで木彫りだと思った


957:本当にあった怖い名無し:2013/01/29(火) 22:27:42.45 ID:jNk3F+l20
一人ではどうにもできないので家に戻ってじいさんを呼んできた
じいさんも始めて見るらしく、首をひねりながら人を集めて引き上げてみると言った
俺はもう学校にいく時間になってたんで家に戻った
・・・どうなったか気にしながら学校から帰るとじいさんが待ってて
像を引き上げて町の神社脇のおみこしなんかをしまってる倉庫にとりあえず入れた
神主にも見せたけど何ともわからなくて、県都の大学の先生に連絡した
気になるだろうから今から見にいってみないかと言った

じいさんと連れだっていってみると倉庫の鍵は開いてて
おみこしや消防団のポンプ車がある奥に今朝の像が立てかけてあった
像は貝や海藻なんかをこすりとってきれいになっていたが
あらためて見るとやっぱり奇妙な形をしてる
頭が大きいと思ったのは兜でのたくったような飾りがついてて
その下には目が落ちくぼんで長い顔がある
日本のものではないのかもしれないと思った
胴の真ん中あたりがぐるりと何かでこすれたようにささくれだっている
すごいものを見つけたのかもしれないと思ってちょっとワクワクした

その夜、像を置いた倉庫から道をはさんだ向かいの家が火事になった
せまい町なので消防車が走れば町の人はみんな外に出てくる
気づくのが早かったせいか火事はボヤ程度で済んだけれど原因は不明
検証では外から火が広がっているとのことだったので、放火が疑われてるという話だった
たまたま消防ポンプにも貯水池にも近かったんで他に延焼はなかった


958:本当にあった怖い名無し:2013/01/29(火) 22:28:31.85 ID:jNk3F+l20
数日後に火事を出した家の奥さんと高校の同期だった母親が奇妙な話を聞いてきた
火事になった夜に洗濯物を居間に干していると、コツコツと縁側のガラス戸を叩く音がする
何かと思って見にいってみると、暗闇の中からぬっと顔が出てきてサッシに外からはりついた
顔は日本人には見えず、両目はぜんぶ白目だった
その時に北国の厚いサッシごしなのに「さむい、さむい」という声が聞こえてきたそうだ
あっと驚いて後ろに倒れたときに、車庫の前から火の手が上がってるのが見え
なんとか叫び声をあげて家人を呼び、119番通報をした
消防にこの話をしたら、放火犯かもしれないからと警察もまじえていろいろ聞かれたそうだ
ただ奥さんは母親に、あれはぜったい生きた人間じゃなかったと強調してたという

それから数日して、初雪が降った日の夜に変な夢を見た
腹のあたりがすごく痛くて、下を見るとぐるぐる縄で柱か何かに縛られていて身動きがとれない
疾走感があって潮風が風にあたるんで前を見ると荒れた海がある
船の舳先に縛りつけられているんだとわかった
両手は縛られていないんだけど、神社でおがむように手を合わせた形になってて動かせない
なんとかてのひらを話そうともがいているうちにも波がどんどん通り過ぎていく
背後で「ジーサイ、ジーサイ」と何人か叫んでいる太い声が聞こえる

かなりの時間あばれていた気がするが、やっと手のひらがはずれて
その拍子に目が覚めたと思った
目を開けるとすぐ前に顔があった
小さい電球しかつけてないのにはっきりと見えた
顔はつるっとした坊主頭でぬれていて、大きな目はどっちも白目
片方がぷちゅっとはじけて中から船虫が這い出してきた
顔はだんだん下がって俺の肩のあたりにきて
耳もとに口をちかずけて「・・・さむい、さむい」と言った
そのときサイレンの音がして今度は本当に目が覚めた
部屋を見回しても何もいなかった 夜中の3時過ぎだった


959:本当にあった怖い名無し:2013/01/29(火) 22:29:24.97 ID:jNk3F+l20
自分の部屋から下に降りると、家族も起き出してきてた
俺はさっきの夢の話をするまもなく、防寒をしていっしょに外に出た
この前のボヤのときより騒然としていて、そうとう大事のような感じがした
家族と気配がするほうに歩いて行くと通りにはぞろぞろ人が出ていて
火事は神社だということを聞いた
人の流れについていったら、高く煙が上がってるようだ
さらに近づいたら火がちらっと見えたが、それ以上は規制されていて進めなかった

後日わかったところでは神社は全焼
それからあの像を置いていた倉庫にも燃え移り、近くの家にも被害があったが
幸いなことに死傷者はなかった
倉庫は完全に焼けていてあの像も燃えてなくなってしまったのだと思う
今回も放火の疑いが強いということで長い間捜査があったらしいけど
いまだに犯人は捕まってないんだ


960:本当にあった怖い名無し:2013/01/29(火) 22:54:36.96 ID:+10wz2me0
船にくくりつけられた人柱の霊かな?
怖くて気持ち悪い話だ


964:本当にあった怖い名無し:2013/01/30(水) 01:35:04.16 ID:LL1NbssG0
木造船の船首像だなそれ。


968:本当にあった怖い名無し:2013/01/30(水) 22:19:15.95 ID:gEe6pRSs0
ジーサイは北前船の持斎だろ
船首に縛りつけられて嵐がこなけりゃ金もらえるというやつ
古くは三国志に出てくる持衰だろうな


[ 2013/11/19 12:39 ] 不思議な話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加
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