fc2ブログ

|д゚)オカルト中毒

http://chudoku200.blog66.fc2.com/
RSSヘッドライン

小学生の頃に、関ヶ原の自然の家って言うところに修学旅行で行った
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/31 12:14 ] 不思議な話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?320
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397557403/


717 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/23(金) 23:28:02.42 ID:F3Afoqbz0.net
小学生の頃に、関ヶ原の自然の家って言うところに修学旅行で行った。
確か2~3泊くらいの行程で、歴史の跡を辿ったり色々出掛けたり、キャンプファイヤーとかやった記憶がある。

最終日前夜の就寝時間、皆疲れて寝ていくのに自分だけなんだか眠れなかった。
すると廊下から先生の見回りらしき足音が聞こえた。
順に回って隣の部屋の前で止まり、少しして自分達の部屋で止まり、扉が開かれた。
中を覗くような気配が感じられる。
皆寝てるのを確認しているのか、自分は2段ベッドの上だったのでコッソリ横目で先生を見た。
すると真っ暗な部屋の中、廊下から漏れる暗い証明に照らされた先生が、先生じゃない事に気がついた。
途端に怖くなって、見るのを止め  た筈なのに何故かその人のシルエットが脳に映る。
布団を被りながら寝ようともがく中、しばらくして気配は消えた。
扉はガチャリと閉められるはずだが、なんの音もなくいつの間にか閉まっていた。
それきり足音も聞こえなかった。

次の朝、起きて帰り支度をする皆に声をかけようとすると、声が出ない。
風邪とかそんなんじゃなくて、本当に喉がおかしくてヒューヒューと空気が通るだけ、声の出し方を忘れたと言えるような違和感。
誰にも説明できず、手を咽に当てて口パクしか出来なかった。なんとか判って貰えたけど。

帰りのバスの中、カラオケとかやってるのに自分だけはただただこの苦しさを堪えていた。
声が出せないと言うのは凄く辛いのを知った。
バスが学校に到着し、バスから降りた。
すると、声が出せた。
全く突然、喉の違和感が消え普通に話せるようになっていた。


後日談、その歩き回る跡地巡りで班で集合写真を撮ったが、後に学校で購入してみると、その写真に写る自分は頭が腫れていてなんだか怖い感じがした。
その後同じ学年の時、学校で頭部を強打して頭がぷっくりと腫れた事があった。
すぐに氷を必要とするほど、一気に腫れて頭に漫画みたいなコブができた。今でも光の加減で目に見えるくらい腫れが残ってる。


[ 2014/05/31 12:14 ] 不思議な話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

夢を見る度にその夢の中で近づいてくる女
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/28 12:11 ] 怖い話 | CM(2)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?320
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397557403/


790 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/26(月) 23:35:28.30 ID:tAsufvA80.net
大学生の頃、妙な夢を見続けた。

大学の研究棟の廊下に、見た事もない髪の長い女が立っている。
女は足を動かしていないのに、滑るようにゆっくりとこっちに近づいてくる。
僕はじっと女を見つめたまま立ち尽くしている。
そしてある程度の所まで女が近づくと、夢の中の僕が叫んで目が覚める。
そんな夢だった。
怖かったが、大学生にもなって必要以上に悪夢に怯えるのが気恥ずかしく、僕はただ黙ってその悪夢に耐え続けた。

そして僕はある日気がついた。
夢を見る度に、目が覚めるまでの女と僕との距離が徐々に近づいている事を。
女との距離が近づいてくることに改めて恐怖を覚えたが、だからといって何が出来る訳でもなく、僕はその夢を見続けた。

そして夢を見始めて十日ほどたった頃、ついに夢の女は僕の目の前まで来た。
目の前まで来た女は、おもむろに大きく口を開けた。
女の口には歯が一本もなく、洞穴のようにまっくらだった。
そしてその洞穴のような口の奥から、なにかがゆっくりと這い出てくるのが見えた。
それは誰かの手だった。


791 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/26(月) 23:39:22.64 ID:tAsufvA80.net
女の口から這い出てきた手は僕の顔を掴むと、徐々に力を強めながら僕の顔を締め始めた。
夢の中だからとタカをくくっていた僕は、徐々に強くなる痛みに身もだえした。
夢の中では痛みを感じないとは嘘だったのか?
僕はそんなことを考えているうちに、痛みはだんだんと耐えられないほどの激痛に変わっていった。
そして激痛がピークに達した時、僕は遂に目を覚ます事が出来た。

目を覚ますと、僕自身の右手が、実際に僕の顔を握りしめていた。

激痛にめまいがしながら何とか自分の右手を引きはがしたが、右手はそれでも手を握るのを止めず、ギリギリと皮を絞ったような音を起てて握り拳を作っていた。
僕はあまりの恐ろしさに、台所にあったワインの瓶の底で、僕の右手を何度も何度も叩いた。

手の骨が砕ける激痛であげた僕の悲鳴を聞いたアパートの他の住民の通報で警察と救急が駆けつけ、僕は病院に運ばれた。
僕の右手は今でもマヒが残るほど骨が砕けていたが、それよりも医者が驚いていた事は、僕の眉間の骨にヒビが入っていた事だった。
僕は寝惚けて自分で顔を強く握りしめていた事を説明したが、医者曰わく、普通の人間の握力で頭蓋骨にヒビを入れるのは不可能との事だった。

結局、あの夢が何だったのかは分からずじまいだ。
ノイローゼではないかと警察と病院では言われたが、そんな事は有り得ない。
大学生活は単位取得も順調で、少ないが気の置けない友人もおり、今でも付き合っている地味だが趣味の合う彼女が出来たばかりだった。
僕は何の不安も不満もない学生生活を送っていたはずだ。
だからノイローゼだと言われるのはどうしても納得がいかない。
それに僕は呪われる覚えもないし、なにかが憑いてくるような場所や、罰当たりな行動をした覚えもない。

こんな理不尽な目に会わなければならない理由が、本当に、当時の僕にあったのだろうか?


[ 2014/05/28 12:11 ] 怖い話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

侵入者
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/27 14:27 ] 怖い話 | CM(0)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?320
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397557403/


774 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/25(日) 20:43:16.43 ID:xb7J7ZSo0.net
俺は今 妹と二人で一軒家に住んでいて 二人で一台の車を共有して使っている。
その車を普段止めてあるのが 2階の部屋が屋根替わりになってるくらいで、周りからは中が見え見えのガレージもどきなんだ
そんなガレージだから 一応の防犯に、と妹が買ってきたセンサー型のライトをつけてみた。

ところが ライトをつけてから数日たって 向かいの家の人が 妹に
ここ数日 真夜中にガレージが明るくて迷惑だ
といった趣旨のことを遠回しに言ってきたらしい
向かいの人は俺が夜中に車でもいじってるんだろうと思ったらしいが もちろんそんなことをする訳が無い
どうやら 泥棒が大胆にも毎日 我が家に来ているらしい。

そこで俺は その日の夜中に、ガレージに一番近い1階のトイレで電灯を消し 一人で泥棒が来るのを待った。
暗い中で 暇つぶしに見ていた携帯のデジタル時計が1時をまわった頃だった
トイレの窓からガレージのライトがついたのが分かった
俺はあらかじめ外に出しておいた箒があるのを確かめて 玄関からそっとガレージを覗き込んだ。

二台 車の入るガレージには一台の車しか入れてなかったわけだから ガレージには少し開けた空間があった。
明るくひかるライトが 床のコンクリを照らし周りの闇から 浮き上がらせていた。
その光の中央にはこちらに背を向けた一人の男が立っていた
一言 怒鳴って驚かせてでもやろうかと思ったがどうにも様子がおかしいことに気がついた
男は車を物色するでも 光を恐るでもなくただ立っているだけだったのだ。
男の纏う異様な雰囲気を振り払うように俺は鋭く
「何してる」
と言った 言ってみると鋭いというには程遠かったが
男はその声に反応しゆっくりとこちらに振り向いた
男の目がこちらから見えた瞬間、鳥肌が全身にたった 無感情な目だったのだ
それこそ死んだ魚のような目というのが当てはまるような
しばらく俺はその目を見据えると 男は不意によろよろと後ずさり闇に溶けてどこに行ったか分からなくなった。
俺は不気味に思いながらも 後を追うことはせず その日は眠りについた


775 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/25(日) 20:43:46.09 ID:xb7J7ZSo0.net
俺は次の日も念の為に、と ガレージを 見張ることにした
果たして デジタル時計が1時をまわると ガレージの灯は光を灯した
また あの男か… そう思いながら玄関からガレージを覗き込むと 女性の後ろ姿が見えた あの男ではなかった安堵が心を覆い
俺は
「何してるんですか」
と 警戒せずに言ってしまった 声が聞こえると彼女はゆっくりと振り返った。
俺はハッと息を飲んだ その女性も あの目をしているのだ 死んだ魚のような、 光を灯さないあの目を。
今度は女が立ち去るのを見ることなく急いで玄関に入り鍵を閉めた。

何かおかしい えも知れぬ恐怖を感じた俺は 次の日からは トイレの中からガレージの灯を認める事しか出来なくなってしまった。

少しずつ日中の仕事にも手がつかなくなり 自分でも 限界を感じはじめたある日
俺は持てる勇気を振り絞り トイレ特有のすりガラスを開け 鉄格子の嵌った窓からガレージを覗けるだけ覗いた
鉄格子に顔を擦り付け ガレージをじっと見つめる。後もう少しであいつらの立っていた所が見える。 そう思って さらに身を乗り出そうとした時だった

唐突に目の前に あの濁った目が現れた。
ガレージに気を取られすぎていた自分を呪った。 トイレに俺がいることに気づいたあいつは ガレージからこのトイレまではい登って来たに違いない 。
死角になっていて気づかなかったんだ。
狭いトイレの中であいつと顔を合わせ あたかも自分に逃げ場が無いように思え、パニックになる。
声にならない悲鳴を上げながら 俺はトイレの窓を乱暴に閉めた。
すりガラスにうつる影が 薄くなったのを見て ホッと息をついた。


776 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/25(日) 20:44:26.61 ID:xb7J7ZSo0.net
束の間 トイレのすぐとなりの玄関の扉が ガタガタと音をたてて揺れた
あぁ 入って来ようしている。 俺は トイレから這い出て 慌てて玄関の鍵が掛かっているのを確認した。
なおも音をたてて扉は揺れつづける
すると突然音が止んだ 俺は じっと扉の向こうを見つめた。
どこかでカチャンという なんとも 頼りない 音が響いた 僅かな音に心臓が跳ねる
少し遅れて玄関の鍵が開いたのだということに気づいた
俺はえも知れぬ恐怖への確信を抱き
今度こそ 錯覚ではない逃げ場のない絶望を感じた。

妹の寝室から離れた2階の部屋に逃げ込んだのは僅かに残った理性だった。
階段を上ってくる気配を感じた俺は ドアを本棚で塞ぎ それにもたれて座り込んだ
階段を上りきった気配は ドアに手をかけた 背中に感じる圧力に慌てて俺は対抗する。どこか非現実的なこの葛藤も 扉の向こうから聞こえてくる 息遣いのせいで 俺は諦めることもできずに必死に本棚を押し返した。

気がついた時には 本棚を押すのは俺だけとなっていた。
もう扉の向こうの気配は無くなっていた。 握り締めていた携帯を見ると二時になりかけたところだった
これまで霊体験などしたことは無かったが あいつは人間ではないことは分かった
小さい頃はそんな体験に少し憧れたものだが もう二度とこんな目にはあいたくはない。

その時だった。 コツンと鈍い音がした。 音は無音の部屋によく響き、俺は咄嗟に音のした方を見上げた。
開け放たれたカーテン 暗い部屋の中から見える 窓の外の暗いベランダ
あの無表情な目が、 あの死んだ魚の目が、 あの濁った目が、
何人ものあの目をした奴らがこちらを覗きこんでいた。


[ 2014/05/27 14:27 ] 怖い話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

隣の部屋からの悲鳴
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/26 17:31 ] 不思議な話 | CM(1)
洒落にならないくらい怖い話教えて
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1339071354/


100 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)23:02:10 ID:BO6Uw0Qf3
結構前の話、姉が大学に通ってて女性専用のアパートに一人暮らししてた。
日付が変わろうかという時間くらい、そろそろ寝ようと思ったら隣の部屋から
「きゃああぁぁぁぁ!」
ともの凄い悲鳴がしたそうだ。

知らんふりもできないので、武器になりそうな風呂掃除用の短いモップを持って玄関を開けると、
同じタイミングで悲鳴のした部屋の住人もラクロスのステッキを片手に飛び出してきたと。
隣人はびっくりした顔で「大丈夫ですか!?」と訪ねてきたが、それはこっちのセリフだと思った姉は
「そっちの部屋から悲鳴がしたので飛び出してきたんですが…」とお互いに首をかしげた。

お互い???と思っていたらアパートの住人が続々と出てきて「何かあったんですか!?」と聞いてくる。
二人とも悲鳴を聞いて飛び出してきたことをみんなに伝え、アパートの住人一同無事を確認し合うとさっきの悲鳴はなんだったのかと首をひねった。
何があったかわからないものを考えても埓があかないし、どっかで誰かが悲鳴を上げていたのかもしれないということで、
最寄りの交番に通報しその日は解散となった。
翌日、交番からアパートを管理している不動産会社に連絡が入り不動産屋が調査に来た。
すると驚くことがわかった。

悲鳴と思った声は悲鳴ではなかった。
姉の部屋と隣人の部屋の間でアパートが真っ二つに割れていたのだった。
悲鳴は部屋と部屋の間の鉄骨が擦れて出た音だったとのこと。
アパート自体新築で設計に手抜きもなく、なんで真っ二つになったのかは調査結果を姉が聞かなかったからわからなかったが、
もしかしたらアパートは寝てる間に崩れていたかもしれないという話だった。

その後引越し費用や引越し先を不動産屋が全部面倒見てくれて、2~3日で引越しは終わったので、姉はラッキーとか言って済ませていました。


101 :名無しさん@おーぷん :2014/05/22(木)13:16:08 ID:0H4BXftNN
一見オカルトでない真相が明らかになりながら、よくよく考えると不思議な不気味さが残る。面白い話だな。


[ 2014/05/26 17:31 ] 不思議な話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

これは俺が九州に転勤した時の話です
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/25 14:31 ] 怖い話 | CM(6)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?320
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397557403/


723 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/24(土) 11:01:18.35 ID:NsmCl1yY0.net
ちょっと投下させてもらう。
これは俺が九州に転勤した時の話です。まあ、いつものように社宅に入れられるのかと思いきや、社宅がいっぱいだからっていうので、自分で探すことになったのよ。
現地に行って探せばよかったのかな、面倒だったのでネットで調べて、店近くでリフォーム済の2LDKあって、不動産屋に写真撮って送ってもらったりもして、まあ良さげだったので、そこに決めたのよね。


724 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/24(土) 11:07:48.62 ID:NsmCl1yY0.net
築20年のマンションに住宅設備も新品に変えてあり、和室だった部屋も洋室へリフォームしてあり、低価格でお得感があった。
とりあえず、家族には引っ越しの準備してもらい、仕事も休めなかったので俺だけ先に現地に向かったのね。車だったので13時間の運転はかなりしんどかった。
現地に到着し不動産屋により鍵を受け取り、部屋へ行ったのね。


726 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/24(土) 12:21:21.65 ID:NsmCl1yY0.net
もう夕方の7時をまわっており、コンビニでメシとビール買って、
車から寝袋とスーツケースおろして部屋に入ったのよ。
とりあえず、電気のブレーカー上げて水も開栓して荷物を洋間に運んだのよ。
腹も減っており、アルコールも欲していたので、その洋間ですぐに飲み始めた。
たぶん、この部屋が元和室だったのだろうか、
押入れの作りになっており、その押入れの上には天袋もあったのね。
天袋なんて築20年を感じさせた。


727 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/24(土) 12:26:17.56 ID:NsmCl1yY0.net
疲れているせいか酔うのが早かった。
体を横にしてうつらうつらし始めた時、なんか耳鳴りがして、キーンって感じだった。
でもって体が動かなくなった。疲れているからだろうな、このまま寝ちゃおうかって思ったんだけど、目はぱっちりしちゃってるんだよね。
さっきまで眠かったのに。
俺、まったくの0感なので今まで、心霊現象に出くわしたことないんだけど、これが金縛りなのか?
体を動かすこともできず、目線の先っていうとさっき話した天袋なのね。
襖戸が少し開いており2センチくらいの隙間ができてるの。
目閉じるか、その隙間を見るしかできない状態だった。


728 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/24(土) 12:28:49.13 ID:NsmCl1yY0.net
その隙間を見始めたんだけど、ギョッとした。
誰かその隙間からこっちを見てるのよ。
隙間には確かにギョロギョロ動く目玉と、髪の毛が見えるのね。
でその目玉もこっちを見ているの。
あのスペースであの目の向き、首だけの人なのか霊だとしか思えなかった。
あの向きだと体は天袋下の押入れにないとおかしい。
押入れの襖は外されたままなので、下に体がないことはわかる。
こりゃまずいと思ったけど、体が動かない。
とそこで携帯がなった。でもって金縛りがとけたのよ。
電話に出たら赴任先の部下からだった。
もう怖くなっちゃって、部屋から飛び出して電話をくれた部下を呼ぶことにした。


729 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/24(土) 12:36:33.89 ID:NsmCl1yY0.net
そいつすぐきてくれて、その天袋も調べてくれたの。
そしたら、小さな桐の箱があり、箱の蓋部分にはお札みたいのが貼ってあり、紐が巻いてあったのね。
蓋と箱の間からは髪の毛がはみだしていた。
そんなもん見てしまったら尚更怖くなり、
その晩は部下の家に泊めてもらった(ちょっと情けなかったw)
次の日、管理会社と連絡をとりすぐに来させたのね。
天袋の中の箱も管理会社のやつに見させたんだけど、昨晩は髪の毛みたいのが蓋からはみだしていたのに、今ははみだしていない。
夜のうちに箱に戻ったってこと?目玉もこの箱からでてきたのか?
そんな体験してしまってはその部屋に住めるわけないよね。ちろん解約することにした。
0感だった俺が唯一体験した心霊体験でした。あの箱ってなんだったのか?ちなみに箱のあったマンションはF県K市K区にまだあります。箱がどうなったかはわかりません。
おわり


[ 2014/05/25 14:31 ] 怖い話 | CM(6) このエントリーをはてなブックマークに追加

他人の霊の憑依によってさんざんな人生
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/24 12:11 ] 不思議な話 | CM(5)
ほんのりと怖い話スレ その102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397383755/


618 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/23(金) 06:57:48.72 ID:h/w9Eky10.net
<他人の霊の憑依によってさんざんな人生>
私は父が54歳、後妻である母が40歳の時の子で中一で父が他界した
成人して就職し安定していたが27歳の時母親が鬱病になり入院もしたが良くならない
ある朝母は焦点が合わず完全に変だったが出勤のためやむなく家を出た

午後に病院から職場に電話が入り「地下鉄に飛び込んだからすぐに来い」と
言われ駆け付けた 母は体は無傷だったが興奮して「両足切断」と喚いていた
聞けば、頭に黒い物がバサッと被さっておかしくなり最寄駅へ行った
ホームで躊躇したが思い切って線路に飛び降りた
電車が入って来て車輪も視界に入ったがその後の記憶が無く気が付くと体が
ペタッとうつ伏せになっていて体の上を電車がゴーゴーと通り過ぎたそうだ

後日地下鉄役職者に呼び出され「あそこに入って無事だった人は居ない
電車の停止時間は短かったので賠償金は請求しない」と言われた
奇跡的に命が助かった訳だが私は先祖に何か因縁があるのではと思った
戸籍を全て取り寄せ休日には関連のある土地やお寺を訪ねた
遠縁の親戚を探し出して話を聞いたりもした


619 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/23(金) 07:38:37.65 ID:h/w9Eky10.net
618続き
だがいくら調べても先祖には鉄道自殺した人はいなかった
平行して父没後絶縁状態だった異母姉も探した 
親子位年が離れていて一緒に暮らしたこともないが会いに行った
父は戦前、北陸のある孤児院の院長を3年程していたことがある
姉はその頃の写真を広げ一人の少年を指して「この人は自殺したんだ」と言ったが
全くの他人だし凄く昔の事だし自分とは関係無いと思って特に質問しなかった

母の鬱病は治らずその後は脳梗塞になり死ぬまで入院していた
再度姉を訪ねたのは4年後だった 又写真を出して同じ事を言うので
流石にどういうことなのか聞かずにはいられなかった
その少年は秀才だったので父が進学する資金を出してあげた
彼は小学校の先生になり子連れの女性と結婚して実子も設けたが夫婦仲は悪かった
S28年赤狩りで逮捕され釈放されても家に戻らず東京に出て来てしまった

しかし彼が慕う(父の)先妻は既に亡くなり、父と(異母)兄はブラジルに
渡った後だし結局姉にしか会えなかった
父達を頼りにしていたので絶望してしまったのだろう、姉は彼の様子が
危ういので家に帰るよう諭し上野駅まで送ったのだった
しかし彼は舞い戻ってしまい先妻のお墓がある霊園の近くで睡眠薬を飲み
線路に横たわった 両足切断で即死ではなくしばらく虫の息だったらしい
死後49日目に身元判明し家族や姉に連絡が来た


621 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/23(金) 08:24:20.38 ID:h/w9Eky10.net
619続き これで最後です 長くてすみません
私はこの話を聞いて母の精神病や電車騒動はこの男性の霊的影響によるもの
だと確信した 私なりに御供養していたが23年位経ったH21年、彼の奥さんの
連れ子を探し当てたので電話で亡き姉に代わってお墓詣りさせてほしいと
言ったら快く承諾してくれた

北陸のK駅で待ち合わせてお墓詣りの後、自宅に招いてくれた
頼んでもいないのに彼女は戸籍謄本を見せてくれて男性の命日はS28年3月29日
午前零時20分だった
私の母が地下鉄線路に入ったのも3月29日お昼の12時20分頃だった
午前と午後の違いこそあれ時刻まで一致していたのは驚愕だった
S28年当時、母は父と共に地球の反対側のブラジルに居て私はと言うと
母のお腹の中だった

一度も会った事が無く名前も知らない赤の他人の影響を受けて
しまったのは何故なのだろう
彼の最後に関わってしまった姉にも障りが有ったと思う
(姉の人生も多難なものだった)
二、三年前まではあまりにも理不尽と思う気持ちが強かったが
今は大分薄れて来た 私も年を取ったのだなと思う


[ 2014/05/24 12:11 ] 不思議な話 | CM(5) このエントリーをはてなブックマークに追加

死んだはずの同級生
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/23 12:11 ] 不思議な話 | CM(2)
ほんのりと怖い話スレ その102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397383755/


599 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:21:13.09 ID:W/X3G/zD0.net
母から聞いた話。ほんの1ヶ月くらい前の話です。

母は、あまり大きくない総合病院の売店でパートをしています。小さな売店で、店員も午前・午後で一人ずつ交代して営業。母は午後の担当で、閉店までのシフトです。
売店は外来受付のロビーに面しているのですが、外来受付は売店より早く閉まってしまうため、閉店間際は暗い外来受付ロビーの隣で営業するかたちになります。

ある日、外来も閉まり入院患者への面会時間も終わった時間に、見た目も服装も若い男が売店にやってきたそうです。
病院自体が閉まっているわけではなく、1階の出入口に近い売店なので入院患者でない人が入って来られないわけではないのですが、
道は病院で行き止まりとなっているので、普通の客がふらっとやってくることは珍しく感じたそうです。
普通に会計をしていると、その男が母に話しかけてきました。
「あれ?(母の名前)さんだよね。ひさしぶり、俺のこと覚えてる?中学で同じ組だった○○だよ」


600 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:22:10.82 ID:W/X3G/zD0.net
その男はどう見ても30代前半くらい。
母はアラフィフなので中学の同級生にはとても思えなかったそうです。
母の服装も、マスクをして名札には結婚後の姓が書いてあるだけなので、正直中学校以来顔を合わせていないのにわかるとは考えづらい。
○○さんとは確かに中学校の同級生だったそうです。顔も、そう言われてみれば(若いけど)似ている。
ただ母の記憶では、その人は高校生の時にバイクの事故で亡くなったはずでした。
その記事を新聞で読んだのを思い出し、母はびっくりしてまともな返事が出来なかったそうですが、男はその様子を見て
「え?昭和~年生まれだよね?」
と更に話しかけてきたそうです。
確かにその年は母の生まれ年です。
男はそのまま、「頑張ってね」と声をかけて帰って行ってしまいました。


601 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:22:48.83 ID:W/X3G/zD0.net
もしかしたら亡くなったというのは記憶違いかもしれないと思った母は、後日、母の母(私の祖母)に○○さんのことを聞いたそうです。
母「○○くんって覚えてる?」
祖母「ああ、あんたが高校の時に亡くなった子でしょ?バイク事故だっけ」
と、確かに祖母も覚えていたようです。
○○という名字はとても珍しく、母の知り合いの中にもその人しかいないのです。
オカルト系を全く信じていない母ですので、冗談などではないと思います…。

初めての書き込みなので、乱文すみません


602 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:46:01.36 ID:LymgbrMo0.net
事故で死んだの気づかないで
もう20年くらいさまよってるってことかなあ


604 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 20:35:32.17 ID:2legyNmR0.net
問題はなぜ>>601の母を訪ねたのか
何も意味を持たないならいいのだが


605 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 21:15:41.22 ID:W/X3G/zD0.net
>>604
母と○○さんは特に仲が良いわけでもなかったそうです(新聞で亡くなったのを知ったくらいなので)。
家族の間では「もしかしたらその病院で亡くなったのかもね」と話していたのですが、確かに「母に会いに来た」という可能性もありますね…。
何も意味がないことを祈ります。


[ 2014/05/23 12:11 ] 不思議な話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

昔、とある施設で研修をした時のこと
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/22 12:11 ] 怖い話 | CM(2)
ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/


69 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:40:30 ID:AfwhUZVsu
昔、とある施設で研修をした時のこと。
よく話し相手になってくれる、Aさんという50代の男性入所者さんがいた。
Aさんは穏やかな人で、私が病気の親の面倒を見てる話をすると、色々励ましてくれた。
Aさん自身は、幼い頃に両親と兄妹をいっぺんに亡くしたとのこと。
家族は大切だよね、大変だろうけど、親孝行できるのは幸せだよと言ってくれた。

Aさんとは出身地も同じで、よく地元の話で盛り上がった。
ある時私は、何のはずみかは忘れたけど、地元の心霊スポットになっている廃屋の話をした。
いつも穏やかなAさんの表情が、その時一瞬とても険しくなって
「君はその廃屋に行ったことあるの?」と聞いてきた。
私は、「いえ、私は心霊スポットとか肝試しとかは嫌いなんで。
しかもそこでは、肝試しに行った人が大怪我したらしんですよ。
何でそんなところに行くのか理解できませんよね」と答えた。


70 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:59:53 ID:AfwhUZVsu
するとAさんはホッとした表情になって
「そうだよね。肝試しなんてする連中の気がしれないよ」と頷いていたが
そのうち、「うんうん、ああいう、肝試しなんて言って荒らしに来る連中は
屑だ、あいつらは屑だ」と、急に人が変わったように呟きだした。
私は驚いて、Aさん? Aさん? と呼び掛けたんだけど、Aさんは上の空で
「…心霊スポットだと? 人の魂を何だと思ってる、ゲラゲラ笑いやがって。
何の罪もないのに、殺されたあげく笑い物にされなきゃならんのか。
ふざけるな、糞野郎どもめ。あいつらは殺されて当然だ
女は犯してやった、ざまあみろ!!!」

異変を察した職員が飛んできて、Aさんは静養室に連れて行かれた。
私はスーパーバイザーからこっぴどく叱られた。
あとから聞いた話では、Aさんの家族は強盗に皆殺しにされ
空き家になったその家が、のちに心霊スポットと言われるようになった。
大人になって久しぶりに家に訪れたAさんが
肝試しに来たDQNとトラブルになり傷害致死 とのことだった。


[ 2014/05/22 12:11 ] 怖い話 | CM(2) このエントリーをはてなブックマークに追加

この世には触れちゃいけないものがあってお前はそれに触れた
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/21 15:31 ] 怖い話 | CM(3)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?320
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397557403/


671 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 11:19:23.70 ID:EMhHyYni0.net
怖い話ぐぐってたらここに行き着いたので投稿させていただきます。

中学もまもなく卒業。高校受験も半年後に控えている。といったタイミングで
修学旅行がありました。
この時ばかりは、受験間近でいつもピリピリしているクラスメイト等も
楽しそうにしていた記憶があります。

さて、自分が産まれた家は、私の宗派と関係ない寺や神社に絶対に入ってはいけない
、出来れば近付いても欲しくないと言われ続けていました。

ですから折角修学旅行で京都に来ても、寺や神社と名のつくものには近寄らないように避けてました。
金閣寺なども近寄りませんでしたし、皆が清水寺の中に入っていった時も
自分はお土産屋さんで時間を潰していました。予め先生に話してあったので気を使ってくれて
わざわざ毎年の集合写真の場所をずらすなどしてくれました。

ですが、こういったある意味特別扱い(当然、本当は私も一緒に修学旅行各所を
周りたかったのですが)をされている自分に対して不良と呼ばれる方々は良い気はしなかったのでしょう。


672 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 11:26:02.31 ID:EMhHyYni0.net
>>671
旅館での食事を終え、温泉に入り終えて部屋でクラスメイトと談笑していたとき
不良数人がニヤニヤしながら部屋に入ってきて近付いてくると、自分の背中に何かを貼りました。

それと同時に何か不良が言おうとした
その瞬間でした。

部屋に居た人間、不良数人は勿論、さっきまで談笑していたクラスメイトも
自分以外の全員が頭を抱えてうずくまりだしました。
特に自分に何かを貼った人間(以降Yとします)は尋常じゃありませんでした。痙攣して、嘔吐までしていました。

あまりの出来事に呆気に取られてしまいましたが、すぐに先生を呼んで
救急車が何台も来る大惨事となってしまいました。

その後、背中に何か貼られた事を思い出して剥がしてみると
Yが自分に貼ったものは御札だったとわかりました。


673 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 11:35:11.93 ID:EMhHyYni0.net
>>672
幸い、自分にお札を貼ったYを含め、後遺症が残ったりお亡くなりになったり
といったことはありませんでした。
しかし、それが原因でYはこちらに近寄らなくなってしまい
同様の被害を受けてしまったクラスメイトは、突然耳鳴りがして立ってられないほどの頭痛がした
とは言ってましたがそれ以上はわからないとの事でした。

何度か話を聞こうと試みたのですが、Yは頑なに拒みました。
そのまま卒業を迎え、無事、高校に進学した半年後の話です。

Yから連絡がありました。クラスメイト伝手で連絡先を知ったようでした。
半年振りに会ったYはクマがすごい事になっていて、茶髪にはところどころ白髪が混じり
普通に話していても視線は常にキョロキョロしていました。


674 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 11:46:20.37 ID:EMhHyYni0.net
>>673
Yは自分に対して、まずは謝罪をしてきました。
続けて三蔵法師のような格好をしている顔が真っ黒な人が
もう一年間あの日から毎晩夢に出てくる。なんとかして欲しいと。

自分はそれを聞いてご本尊様だとすぐに気付きました。

祖母に電話を掛けて事情を説明すると
祖母には「そんな罰当たりにしてやる事は何も無い。」と言い捨てられましたが。
その上で「でも、もしお前が力になってやるって言うならSさんに連絡しなさい」とも教えてくれた

Sさんとは定期的に祖母の家に来るお坊さんである。
紳士的なお坊さんで優しいので自分はかなり好きだった。

自分は正直、何故友人でもないYの為にそこまでしなければいけないのかと思いつつ
Sさんに連絡を取って事情を話したら、その日のうちに都合をつけてくれた。


675 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 12:03:34.45 ID:EMhHyYni0.net
>>674
SさんはYに会って開口一番こう言った。
「おい、お前何しやがった。」

普段はすごく丁寧な口調で話すSさんから発せられたとは思えない言葉だった。
Yは勿論だが、自分も非常に驚いた。

さらにY自身の口から何があったかを説明させると
Sさんが思い切りYの頬を張って

この世には触れちゃいけないものがあってお前はそれに触れた。
今日、明日で解けるものじゃない。しかもお前は他の神様にも嫌われている
他にも何かやっただろう?というような事を言った。

するとYは、修学旅行の後、先輩に連れられて心霊スポット?に行ったらしい
そこで連れて行かれた古い神社の一部を壊してこいと言われ、修学旅行の件以来馬鹿に
されていたのを払拭したくて壊したそうだ。

それを聞いてSさんはまた眉をしかめたが

本気でお前が何とかしたいと考えているなら、しばらくお前は本山にこもる事にになる。
それが数ヶ月か数十年かはわからない。と伝えた。

Yは泣きながら二つ返事で頷き、その次の日には引き取られ
それ以来Yの話を聞くこともなくなりました。

不可抗力とは言えそんな事があって
自分は益々自分に関係ないお寺等に近付けなくなりました。

思いのほか長くなってすみません。以上が私の話です。


[ 2014/05/21 15:31 ] 怖い話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加

何回も遊びに来ている家だけど、何かが違う
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2014/05/20 13:01 ] 怖い話 | CM(3)
ほんのりと怖い話スレ その102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397383755/


584 :sage@\(^o^)/:2014/05/19(月) 21:33:12.67 ID:XRI2Qz5Z0.net
長すぎるらしいので分けて投下。

4歳か5歳か、小学校に上がる前の、夏の終わりの話。
私は田舎にある母方の祖父母の家で昼寝をしていた。
喉が渇いて目が覚めて、違和感を覚えた。
何回も遊びに来ている家だけど、何かが違う。

部屋にあったはずのおばあちゃんのベッドがなぜか仏間にあるし、
ただの壁だった縁側の突き当たりに謎の扉があるし、
広い家の中で私を一人ぼっちにしておばあちゃんはどこかへ出かけたようだった。
セミの声もしないし、おじいちゃんが大事にしていた小鳥も小魚もいなくて、
昼寝前にいとこと遊んでいた客間には、見慣れないティーセットが何組も飾られた、
ガラス張りの食器棚が出現していた。
今まで寝ていたお座敷に戻ってみると、さっきまであったタオルケットがなくなっている。

ここで半ベソ状態だったんだけど、玄関の引き戸をトントンと叩く音がしたから、
おじいちゃんが早く帰ってきた! と思って涙も引っ込んだ私は廊下に出た。
(おじいちゃんはいつも帰ってくると引き戸を軽く叩いて、おばあちゃんを呼んで戸を開けてもらって家に上がってきていた。田舎だから鍵はかってなかったけど、おばあちゃんに開けてもらうのがおじいちゃんのマイルールだった)
引き戸はすりガラスで、人の影が立っているのが見えた。
その人影は頭部が異様に大きくて、首から下は妙にひょろひょろと細長かった。
そのシルエットにビビった私はお座敷に戻って襖を閉めて、
仏壇の座布団の下に頭を突っ込んで震えていた。


585 :sage@\(^o^)/:2014/05/19(月) 21:35:18.68 ID:XRI2Qz5Z0.net
584続き

いつの間にか寝ていたようで、
「おつかいありさん」という童謡を歌うおばあちゃんの大声で起きた。
歌うことも珍しいおばあちゃんが大声で歌っているのにもびっくりしたけど、
なくなったタオルケットが体にかかっていて、
仏壇のあるお座敷の奥ではなく縁側に寝ていたのにも驚いた。
おばあちゃんがアイスをくれるというので起きあがった私は、
縁側の突き当たりに扉を見つけてしまって大泣きした。
おばあちゃんは「ママは結婚式で遠くへ行っちゃったのよ」「◯◯ちゃんはお留守番できるって言ってたじゃない」となだめようとしたけどそうじゃない。
客間へ走っていったらやっぱり食器棚があって、
私は食堂のテーブルの下に潜ってわあわあ泣き続けた。
おばあちゃんは根気よく私をなだめてアイスを食べさせてくれた。

夜になって、玄関から「トントン」と音がした。
おばあちゃんと一緒に廊下へ出ると、
あの頭部の大きいひょろひょろの人影が2つうごめいていた。
彼らは直立しているのではなく、手足を妙にぐにゃぐにゃと遊ばせていて、
不気味さが増していた。
私は再び食堂のテーブルに潜り込んだけれど、引き戸を開ける音がした。
おばあちゃんに「◯◯ちゃん、お迎えが来たよ」「おじいちゃんとお父さんだよ」と呼ばれ、
私は仕方なく玄関に行った。
異様に大きい頭部は人間の顔ではなく、両目とも黒目が描き込まれただるまに似たものだった。
2人とも夏だというのに真っ白い長袖長ズボンで、手足をぶらぶらぐにゃぐにゃと遊ばせていた。
怖すぎて声も出せず、食堂のテーブルの下で丸まって泣いていると、
おばあちゃんが女の人を連れて戻ってきた。
おばあちゃんが言うには、その女の人が「◯◯ちゃんを迎えにきたママ」で、
女の人は「結婚式に出ていて迎えに来るのが遅くなってごめんね」と私に謝った。
母にとてもよく似た別人、というとはっきりしないけれど、
瓜二つの双子のような、なんとなく雰囲気が違う、そんな感じ。
母は上に兄姉がいる末っ子で、双子ではない。


586 :sage@\(^o^)/:2014/05/19(月) 21:40:51.10 ID:XRI2Qz5Z0.net
585続き、ラスト。

母を名乗る女の人に連れられて当時住んでいた都市部のアパートに帰ったが、見覚えのない巨大な扇子が部屋に飾られていたり、玄関の横に物置のような部屋(「反省部屋」と呼ばれていて、母?に叱られた後に、夕ご飯までそこに閉じ込められることが何回かあった)が増えていた。
父親は記憶の通りの顔かたちでほっとした。
それからも祖父母の家に行くことが何度かあったので、現れた縁側の扉や客間の食器棚、消えた小鳥と小魚についておじいちゃんに聞いてみた。
現れたものは元からあって、消えたものは元からないことになっていた。
おじいちゃんは私が小鳥と小魚を欲しがっているのかと思ったようで、次に遊びにいった時には玄関に鳥かご、居間にアクアリウムがあった。
母?は「急に水槽とか鳥とか、お父さんどうしちゃったんだろう」と不思議がっていた。

私が高校を卒業する頃には祖父母とも亡くなってしまった。
私は県外の大学に進学したために2年前に家を出て、今は父、母?、妹の三人で暮らしている。
今年の4月に母から電話がかかってきた。祖父母の家で遺品整理をしたという。
「いつの間にか客間にばかでかい食器棚増やして使いもしないティーセット飾っちゃってさあ」
と愚痴られてぞわっとした。
その日は適当に話を合わせて電話を切り、GWに帰省した。
十数年見慣れた母?と現在の母の違いは、私にはもう曖昧になってしまったが、
母?から生まれた妹には「ママ、お姉ちゃんがいなくなってから違う人みたいになっちゃった」と
言われた。
「どういうふうに?」と聞いたら「なんとなく別人な気がする」というはっきりしない答え。
帰京する当日、母と二人でお昼ご飯を食べながら
「おじいちゃんちに小鳥と小魚いたけど、なんで飼い始めたんだろうね」と
何気ないふうを装って話を振ると、
「昔から、鳥とか魚とか、何がかわいいのかわかんないもの飼うの好きな人だったからねえ。
実家にいた頃はママがお世話してて、ママの部屋だった離れを鳥屋敷にするくらいいっぱい飼ってたときもあったのよ」と苦笑いしていた。
私の母は戻ってきたが、妹を産んだ母?はどこに行ったのだろう。
父はこの異変に全く気づいていない。


590 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/20(火) 03:31:15.37 ID:zt9Yi+Ix0.net
>>584-586
ほんのりどころじゃなく怖いけどw

ところで頭でっかちのヒョロヒョロした奴はどうなったの?そのまま消えたのかな?


591 :584@\(^o^)/:2014/05/20(火) 04:09:54.98 ID:M9SvEJ5A0.net
>>590
三和土からは上がってこなかったみたいです
私が食堂にに逃げこんでも追いかけられることはなく、
女性に連れられて祖父母の家を出たときには誰もいませんでした


[ 2014/05/20 13:01 ] 怖い話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加
管理人オススメ記事
【山の怪】もう何年も前に亡くなった俺の祖父は狩猟をやっていた
昔、中国に出張に行ってた時のこと
【恐怖体験】廃病院
20年前の話なので、もう特定されることもなくなっただろうと書かせて貰う


プロフィール

ちぇりお

Author:ちぇりお
このブログについて


この日記のはてなブックマーク数  このエントリーをはてなブックマークに追加


最新記事
俺の通ってた小学校に「赤紙男」って都市伝説があった Mar 17, 2024
俺にとっては死ぬほど怖かった話があるんだけど話してもいいかな Mar 10, 2024
神戸市北区5人殺傷事件の話 Feb 29, 2024
【怖】夜の地下道で見た人 Feb 28, 2024
昨日夕食時に家族でご飯を食べてたときに起きた怖い話なんですけどしても良いですか Feb 08, 2024
【不可解】「あらまあどあ」について Feb 07, 2024
【怖】山道のそば屋 Jan 27, 2024
【怖】タクヤくんの恨み Jan 19, 2024
【怖】山ばあちゃんに出会ってしまった話 Jan 06, 2024
大学進学のために家を離れる時、祖父がしてくれた話 Jan 05, 2024
過去ログ +

2024年 03月 【2件】
2024年 02月 【4件】
2024年 01月 【4件】
2023年 12月 【2件】
2023年 11月 【2件】
2023年 10月 【4件】
2023年 09月 【4件】
2023年 08月 【7件】
2023年 07月 【2件】
2023年 06月 【2件】
2023年 05月 【4件】
2023年 04月 【1件】
2023年 03月 【5件】
2023年 02月 【8件】
2023年 01月 【10件】
2022年 12月 【10件】
2022年 11月 【10件】
2022年 10月 【10件】
2022年 09月 【10件】
2022年 08月 【10件】
2022年 07月 【10件】
2022年 06月 【10件】
2022年 05月 【10件】
2022年 04月 【10件】
2022年 03月 【10件】
2022年 02月 【10件】
2022年 01月 【10件】
2021年 12月 【10件】
2021年 11月 【10件】
2021年 10月 【10件】
2021年 09月 【10件】
2021年 08月 【10件】
2021年 07月 【10件】
2021年 06月 【10件】
2021年 05月 【10件】
2021年 04月 【10件】
2021年 03月 【10件】
2021年 02月 【10件】
2021年 01月 【10件】
2020年 12月 【8件】
2020年 11月 【7件】
2020年 10月 【10件】
2020年 09月 【10件】
2020年 08月 【10件】
2020年 07月 【10件】
2020年 06月 【10件】
2020年 05月 【10件】
2020年 04月 【8件】
2020年 03月 【10件】
2020年 02月 【7件】
2020年 01月 【10件】
2019年 12月 【8件】
2019年 11月 【12件】
2019年 10月 【10件】
2019年 09月 【10件】
2019年 08月 【10件】
2019年 07月 【10件】
2019年 06月 【10件】
2019年 05月 【10件】
2019年 04月 【10件】
2019年 03月 【10件】
2019年 02月 【10件】
2019年 01月 【11件】
2018年 12月 【10件】
2018年 11月 【11件】
2018年 10月 【10件】
2018年 09月 【10件】
2018年 08月 【10件】
2018年 07月 【11件】
2018年 06月 【10件】
2018年 05月 【10件】
2018年 04月 【10件】
2018年 03月 【10件】
2018年 02月 【10件】
2018年 01月 【12件】
2017年 12月 【9件】
2017年 11月 【8件】
2017年 10月 【13件】
2017年 09月 【13件】
2017年 08月 【12件】
2017年 07月 【11件】
2017年 06月 【9件】
2017年 05月 【10件】
2017年 04月 【10件】
2017年 03月 【10件】
2017年 02月 【11件】
2017年 01月 【10件】
2016年 12月 【10件】
2016年 11月 【12件】
2016年 10月 【8件】
2016年 09月 【10件】
2016年 08月 【10件】
2016年 07月 【13件】
2016年 06月 【16件】
2016年 05月 【13件】
2016年 04月 【12件】
2016年 03月 【15件】
2016年 02月 【13件】
2016年 01月 【10件】
2015年 12月 【15件】
2015年 11月 【14件】
2015年 10月 【22件】
2015年 09月 【14件】
2015年 08月 【13件】
2015年 07月 【14件】
2015年 06月 【12件】
2015年 05月 【16件】
2015年 04月 【14件】
2015年 03月 【27件】
2015年 02月 【16件】
2015年 01月 【25件】
2014年 12月 【26件】
2014年 11月 【23件】
2014年 10月 【20件】
2014年 09月 【18件】
2014年 08月 【20件】
2014年 07月 【25件】
2014年 06月 【21件】
2014年 05月 【18件】
2014年 04月 【17件】
2014年 03月 【16件】
2014年 02月 【18件】
2014年 01月 【25件】
2013年 12月 【20件】
2013年 11月 【22件】
2013年 10月 【10件】
2013年 09月 【11件】
2013年 08月 【13件】
2013年 07月 【10件】
2013年 06月 【5件】
2013年 05月 【10件】
2013年 04月 【8件】
2013年 03月 【11件】
2013年 02月 【6件】
2013年 01月 【7件】
2012年 12月 【13件】
2012年 11月 【8件】
2012年 10月 【7件】
2012年 09月 【5件】
2012年 08月 【6件】
2012年 07月 【4件】
2012年 06月 【4件】
2012年 05月 【5件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【3件】
2012年 02月 【1件】
2012年 01月 【2件】
2011年 12月 【3件】
2011年 11月 【3件】
2011年 10月 【6件】
2011年 09月 【4件】
2011年 08月 【6件】
2011年 07月 【3件】
2011年 06月 【3件】
2011年 05月 【5件】
2011年 04月 【3件】
2011年 03月 【2件】
2011年 02月 【7件】
2011年 01月 【6件】
2010年 12月 【9件】
2010年 11月 【4件】
2010年 10月 【7件】
2010年 09月 【11件】
2010年 08月 【7件】
2010年 07月 【11件】
2010年 06月 【4件】
2010年 05月 【7件】
2010年 04月 【10件】
2010年 03月 【7件】
2010年 02月 【9件】
2010年 01月 【19件】
2009年 12月 【10件】
2009年 11月 【7件】
2009年 10月 【6件】
2009年 09月 【3件】
2009年 08月 【8件】
2009年 07月 【21件】

アクセスランキング
ブログ開始から何日経った?
カレンダー
04 | 2014/05 | 06
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
検索フォーム
QRコード
QRコード
全記事表示リンク


Back To Top