fc2ブログ

|д゚)オカルト中毒

http://chudoku200.blog66.fc2.com/
RSSヘッドライン

私が初めて幽霊と、それを見える人を信じた話
このエントリーをはてなブックマークに追加 

[ 2017/03/03 09:01 ] 怖い話 | CM(3)
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?344
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486902088/


282 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 01:29:39.16 ID:TGQYQudI0.net
私が初めて幽霊と、それを見える人を信じた話。

私の地元では人が亡くなると葬式とかに霊媒師みたいな人間が来るっていう決まり?伝統?のようなものがあった。亡くなった人が身内に何を伝えたいか聞いてそれを伝えるっていう、よくテレビとかで見かける感じのやつ。

私自身そういうのは怖い話やお化け屋敷とかの、楽しめる範囲は信じてるけど、いるかいないかで聞かれたらいるわけないとかいう人間。
だから葬式の時にこういう霊媒師を見たら適当なことでよく金が貰えるよ、って内心馬鹿にしてたし、軽蔑してた。人の弱みを漬け込む悪徳商法と同じだと思ってからだ。




283 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 01:37:29.15 ID:TGQYQudI0.net
だけど数年前、私を可愛いがってくれていた大好きな祖父が亡くなってから考えは変わった。

病院に寝泊まりしてたので一番最初に看取れた私は母や叔父や叔母、いとこそっちのけで号泣。祖父のベッドの傍に置いてある1つの椅子を占領してずっと泣きすがっていた。

母子家庭の私は仕事でいつも相手してくれない母より相手をしてくれる祖父になついていたし、祖父も他の孫に比べてしょっちゅう遊びに来る私を本当に可愛いがってくれた。

私はいい歳して、看護士に離れて欲しいと言われるまで離れなかった。ロビーに出ても叔母から貰ったお茶を握って泣き続けた。


284 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 01:41:13.45 ID:TGQYQudI0.net
それから大人たちが色々と進めていき祖父は家まで運ばれていき、スーツを着せられ、布団の上に寝かされた。

この時は祖父の大勢の知り合いたちが祖父に会いに来たのでまた泣き続けることもできる、私はずっと棺桶に入れる手紙を書いてた。何度も何度も書き直して、書く度に涙が出てきて紙はぐしゃぐしゃなのに結構な枚数になった。

この時の私はただただ、夢枕でも幽霊でも何でもいいから祖父と話したい。今までのこと全てお礼が言いたいという気持ちでいっぱいだった。


285 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 01:49:22.33 ID:TGQYQudI0.net
そして次の日祖父の葬式が行われた。昨夜よりも多くの人間が来たのに当たり前だが驚いて何故か笑った。じいちゃんってこんな知り合いいるのかぁ、ってツボでもないのに声も出さずに笑う。

その後、また地元の儀式みたいなもので火葬する前に色々燃やしたりするのをやり、それが終われば普通の葬式みたいにお別れしたりして物をいれてくやつ。
数日前から散々泣いてたかその時は泣かなかったけど、火葬場移動する車に乗ったときにまた出てきそうになって、着いた時にはまた号泣した。


286 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 01:53:34.69 ID:TGQYQudI0.net
泣いてばっかだな、嫌だな、でも最後の最後は泣かずに見送れてよかった。そんなことを考えてたけど、火葬場の火葬する小部屋のようなもの?の前まで身内は着いてこれるらしいので、私は結果的に泣き笑いを見せることになった。

この時点でもう私は幽霊でも何でもいいから祖父に会いたいと思ったしとにかくまた生きてる姿の祖父を一目見たかった。そんな時に来たのだ、霊媒師が。


287 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 02:00:57.42 ID:TGQYQudI0.net
その人はどこにでもいるスーツを着ていた人なので、てっきり火葬場の職員かと思ってたのだがそれは間違いで、母がそっと霊媒師の人で叔父の同級生とのこと。

私は失礼ながら同級生って単語で一気に白けた。どうせ安くなるから頼んだだけで、なんちゃってのやつだろ。霊媒師の人間に色々祖父ののとを聞こうと思ってた分、私はその人に対して一方的な怒りを向けていた。そうとも知らずそいつは叔父とまぁ話し込む。
それだけのことなのに私は偉そうに凡人は消えろとか思った。


288 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 02:07:51.00 ID:TGQYQudI0.net
それからその霊媒師は先に叔父叔母に色々と祖父の伝言を伝えているようだった。私からすればそれは、ありきたりで誰でも言えるものに聞こえた。
例えば叔父に対しては
「○○さんの娘さんいるでしょ?△△の子供が生まれる前に死んだのが…」

これも、娘さんがフェイス○ックとかに近況を載せてるので他人でも知れる。ましてや同級生、そういうことはすぐ知れるだろう。

そんなことが続いて私はイライラしていた。孫の私にはどうせ卒業式見れなくて残念とかか?ウェディングドレス姿見たかったとかか?ひねくれて考えてた。


289 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 02:17:10.44 ID:TGQYQudI0.net
霊媒師が今度は私と母の所に来るのでさっさとくだないことを終わらせろって思いながら頭を下げてお願いした。霊媒師はすると急にちょっとまって、といって真剣な顔をして私の名前を聞いてきた。

「ごめんね。あなたは私ちゃんだよね?」
「はいそうです」
「ごめんね、祖父さん私ちゃんの名前いっぱい出してるけど伝えたいことが多過ぎて…もうちょっと待ってて」

この時内心、一人に対して違うパターン作って信憑性を上げる気かと思いながら、大丈夫ですよと愛想笑いした。恐らく親戚の人皆が知ってる部活のことと予想を立ててた。


290 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 02:30:45.80 ID:TGQYQudI0.net
だけどこの霊媒師は次の瞬間、私と祖父しか知らないことを話した。それは私が今度の誕生日プレゼントにってお願いした約束から、私が悩んでる部活の人間関係のことだ。
祖父は普段から寡黙なのでこういうことを他人に話したりしない。私もSNSをしないし他人にはわからない。
気付いたらまた泣きそうになった。そして霊媒師の人は最後に私が信じざるえない一言を付け足した。

「さっき棺桶に入れてくれた手紙の二枚目の約束のこと、守れないでごめんなさい、と」

手紙は誰にも見せずにすぐ封筒に入れたのりをつけて閉じた。それからずっと自分で持ってて誰も見ることはできない。
私は全く信じてない霊媒師に向けて「そんなことないよ今まで本当にありがとうって伝えてください」って早口で伝えた。


291 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 02:38:31.93 ID:TGQYQudI0.net
霊媒師は「あなたたちの声は祖父さんに聞こえますから私がいなくても大丈夫ですよ」と言った。
それに安心したら霊媒師はだから、と話を続けた。

「祖父さんさっきからずっと、私ちゃんが泣いてることと会いたがってることを気にしてるよ。私ちゃん、ずっと悲しんでると祖父さんずっとここにいちゃうよ。未練があったらね、祖父苦しんでここにいるよ」

数日前から泣いてる自分を思い出した。一人きりになっても泣いて、人がいても泣いて、何で優しい祖父が心配してると考えなかったのかと反省した。
こんなに心配かけたら未練になるだろう。私は時間差できた恥ずかしそうに涙を引っ込めようと奮闘した。
霊媒師は伝えるだけ伝えると他の人の所に向かった。

これが私の幽霊を信じるきっかけの話で、霊媒師は次の出来事で決定的になりました。


292 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/03/01(水) 02:55:09.30 ID:TGQYQudI0.net
祖父が死んでから時が経ち、最近母が一家で昔からお世話になってる老人の霊媒師の元へ行きました。
母曰く、かなり信用できる人らしく地図を持ってどこの方角に引っ越した方がいいか聞きにいったとか。
祖父の一件があってから地元の霊媒師に信用があった私は母が霊媒師の所に行くのを止めずに見送りました。

それからは母が帰宅してきたので、早速霊媒師がどうだったか聞きました。すると母は色々話す。

「方角は○○はよくて、△△は危ないって。あと他のことも聞いてきた」
「他のことって?」
「…実は娘さんが、悪い友達のせいで悪い方に行くんだって」

当たり前のことじゃねえか何だそれ。そういうと母は反論する。

「でもあんた前に、旧友ちゃんも話してたでしょさっき?あの子ちゃんとしてはないでしょ…」
「一ヶ月以上前だしその子今県外でなかなか会えないよ。その霊媒師はいつされるとか言った?」
「言ってないけど…でもほら!今年の正月にご先祖様が果物お供えしてくれてありがとうって言ってたって!」
「何で果物あげたんだって怒る先祖はいないでしょ」

霊媒師は怪しい。会ったことないけどその後も出てくる報告が適当な助言や先祖シリーズばかり。こういうインチキな人もいれば、本物もいるんだなと思った。
これか私が霊媒師を信じるきっかけ話。
母も叔父叔母もは相変わらずそのインチキ霊媒師を信じてるってのが、私にとっての怖い話です。


関連記事
[ 2017/03/03 09:01 ] 怖い話 | CM(3) このエントリーをはてなブックマークに追加
管理人オススメ記事
【山の怪】もう何年も前に亡くなった俺の祖父は狩猟をやっていた
昔、中国に出張に行ってた時のこと
【恐怖体験】廃病院
20年前の話なので、もう特定されることもなくなっただろうと書かせて貰う


2514:名無し中毒:2017/03/04 21:59 -
ものすごく読みにくい。びっくりするほど読みにくい。
日本人じゃないのかな!?
こんなコメントしてごめん。でも本当に読みにくかった。
2515:名無し中毒:2017/03/06 07:29 -
なぁんてとっ散らかった文章なんだ・・・!!
2516:名無し中毒:2017/03/07 18:43 -
私は 内容よりも 文章が 怖かった。
コメントの投稿






管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ちぇりお

Author:ちぇりお
このブログについて


この日記のはてなブックマーク数  このエントリーをはてなブックマークに追加


最新記事
【恐怖】駅の掃除屋 Sep 03, 2023
【謎】1年ほど前ちょっと奇妙な体験をしたので、ここに供養します。 Sep 02, 2023
爺ちゃん「お前、ここの怖い話教えてやろか」 Aug 14, 2023
40過ぎてる独身の姉がストーカーされてると俺に相談してきた Aug 13, 2023
【怖】半身サラリーマン Aug 12, 2023
【恐怖体験】どんぞくさま Aug 10, 2023
人生で何度か奇妙な体験をしたので語らせて欲しい Aug 09, 2023
【怖】深夜に商店街で寄り添いあってる老夫婦を見たことあるわ Aug 08, 2023
【怖】暗闇に浮かぶ人の後頭部 Aug 07, 2023
幻聴が聞こえる Jul 31, 2023
過去ログ +

2023年 09月 【2件】
2023年 08月 【7件】
2023年 07月 【2件】
2023年 06月 【2件】
2023年 05月 【4件】
2023年 04月 【1件】
2023年 03月 【5件】
2023年 02月 【8件】
2023年 01月 【10件】
2022年 12月 【10件】
2022年 11月 【10件】
2022年 10月 【10件】
2022年 09月 【10件】
2022年 08月 【10件】
2022年 07月 【10件】
2022年 06月 【10件】
2022年 05月 【10件】
2022年 04月 【10件】
2022年 03月 【10件】
2022年 02月 【10件】
2022年 01月 【10件】
2021年 12月 【10件】
2021年 11月 【10件】
2021年 10月 【10件】
2021年 09月 【10件】
2021年 08月 【10件】
2021年 07月 【10件】
2021年 06月 【10件】
2021年 05月 【10件】
2021年 04月 【10件】
2021年 03月 【10件】
2021年 02月 【10件】
2021年 01月 【10件】
2020年 12月 【8件】
2020年 11月 【7件】
2020年 10月 【10件】
2020年 09月 【10件】
2020年 08月 【10件】
2020年 07月 【10件】
2020年 06月 【10件】
2020年 05月 【10件】
2020年 04月 【8件】
2020年 03月 【10件】
2020年 02月 【7件】
2020年 01月 【10件】
2019年 12月 【8件】
2019年 11月 【12件】
2019年 10月 【10件】
2019年 09月 【10件】
2019年 08月 【10件】
2019年 07月 【10件】
2019年 06月 【10件】
2019年 05月 【10件】
2019年 04月 【10件】
2019年 03月 【10件】
2019年 02月 【10件】
2019年 01月 【11件】
2018年 12月 【10件】
2018年 11月 【11件】
2018年 10月 【10件】
2018年 09月 【10件】
2018年 08月 【10件】
2018年 07月 【11件】
2018年 06月 【10件】
2018年 05月 【10件】
2018年 04月 【10件】
2018年 03月 【10件】
2018年 02月 【10件】
2018年 01月 【12件】
2017年 12月 【9件】
2017年 11月 【8件】
2017年 10月 【13件】
2017年 09月 【13件】
2017年 08月 【12件】
2017年 07月 【11件】
2017年 06月 【9件】
2017年 05月 【10件】
2017年 04月 【10件】
2017年 03月 【10件】
2017年 02月 【11件】
2017年 01月 【10件】
2016年 12月 【10件】
2016年 11月 【12件】
2016年 10月 【8件】
2016年 09月 【10件】
2016年 08月 【10件】
2016年 07月 【13件】
2016年 06月 【16件】
2016年 05月 【13件】
2016年 04月 【12件】
2016年 03月 【15件】
2016年 02月 【13件】
2016年 01月 【10件】
2015年 12月 【15件】
2015年 11月 【14件】
2015年 10月 【22件】
2015年 09月 【14件】
2015年 08月 【13件】
2015年 07月 【14件】
2015年 06月 【12件】
2015年 05月 【16件】
2015年 04月 【14件】
2015年 03月 【27件】
2015年 02月 【16件】
2015年 01月 【25件】
2014年 12月 【26件】
2014年 11月 【23件】
2014年 10月 【20件】
2014年 09月 【18件】
2014年 08月 【20件】
2014年 07月 【25件】
2014年 06月 【21件】
2014年 05月 【18件】
2014年 04月 【17件】
2014年 03月 【16件】
2014年 02月 【18件】
2014年 01月 【25件】
2013年 12月 【20件】
2013年 11月 【22件】
2013年 10月 【10件】
2013年 09月 【11件】
2013年 08月 【13件】
2013年 07月 【10件】
2013年 06月 【5件】
2013年 05月 【10件】
2013年 04月 【8件】
2013年 03月 【11件】
2013年 02月 【6件】
2013年 01月 【7件】
2012年 12月 【13件】
2012年 11月 【8件】
2012年 10月 【7件】
2012年 09月 【5件】
2012年 08月 【6件】
2012年 07月 【4件】
2012年 06月 【4件】
2012年 05月 【5件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【3件】
2012年 02月 【1件】
2012年 01月 【2件】
2011年 12月 【3件】
2011年 11月 【3件】
2011年 10月 【6件】
2011年 09月 【4件】
2011年 08月 【6件】
2011年 07月 【3件】
2011年 06月 【3件】
2011年 05月 【5件】
2011年 04月 【3件】
2011年 03月 【2件】
2011年 02月 【7件】
2011年 01月 【6件】
2010年 12月 【9件】
2010年 11月 【4件】
2010年 10月 【7件】
2010年 09月 【11件】
2010年 08月 【7件】
2010年 07月 【11件】
2010年 06月 【4件】
2010年 05月 【7件】
2010年 04月 【10件】
2010年 03月 【7件】
2010年 02月 【9件】
2010年 01月 【19件】
2009年 12月 【10件】
2009年 11月 【7件】
2009年 10月 【6件】
2009年 09月 【3件】
2009年 08月 【8件】
2009年 07月 【21件】

アクセスランキング
ブログ開始から何日経った?
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索フォーム
QRコード
QRコード
全記事表示リンク


Back To Top