ほんのりと怖い話スレ 139
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本当にあった怖い名無し:2020/02/01(土) 06:08:05 ID:XLppyIHd0.net
高校時代、日本史の教師に聞いた話。
先生は大学時代、フィールドワークで古戦場に行った。
前乗り組は宿代節約のために、ゼミの先輩の車で行き、車中泊
明け方に寒さで目を覚ますと靄が出てた。毛布をたぐり寄せて目を閉じると夢をみた
遠くで戦の声がしている。鎧具足をつけて歩く音がした。
目を覚ますと、のぞき込んでるいくつかの顔。装備がチグハグで戦場泥棒だと判断。
頭の中で装備にケチをつけていると相手は嫌な顔をして離れていった。
目が覚めた時には、靄は薄くなっていたそうだが、寒い。魔法瓶からぬるい珈琲を飲んでいると先輩が目を覚まして珈琲を別けろという。
珈琲を飲んだ先輩は、買い出しに行くぞ。と車をスタートさせた。
パンでも買うのかと思っていたら、付いた先はトラッカー向けのドライブイン。
先輩に奢るといわれて朝食を食って人心地着いた時に、先輩から夢の話しをされたそうだ
2人とも、同じ夢をみていた。先輩はパニクってると、相手は実に嫌な顔をして去って行ったという。
先生は、武器が刃こぼれしている、塗りがはげている。巻が悪い。繕い方が雑。そもそも、装備がチグハグで体格とも合っていない。
雑兵の落ち武者狩と言うより、雑兵に扮した戦場泥棒だろう。価値を見極める目も悪いから戦場泥棒としても腕が悪い。
等ということが頭の中にばーっと浮かんでるうちに去って行ったんですよね
と話すと、それは俺が幽霊でもヒク。と真顔で言われてしまったそうだ
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