死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?365
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本当にあった怖い名無し:2021/12/06(月) 08:54:25.63 ID:Umbz30Qh0.net
最近起こったちょい怖話がある。(岡山住みだから方言みたいのが出るかもしれん)
うちの家は山の麓で近くにちょっとした竹藪がある。
で、私の日課?といか家族の中で役割が振られてて、その一つが晩に納屋へゴミを出しに行くことなんだよな。
11月のある晩、いつも通りゴミを置きに行くんだけど、外に出た時の雰囲気が違うんだよ。
なんか、単に寒いんじゃなくて、体に直接染み込んでくるような感じ。
異変に気づいたら戻ればいいじゃん。って思うかもしれんけど、すぐ出しに行かないと怒られるから、さっさと行って帰ろうってなった。
うちの納屋は車庫も兼ねてて、白いコンクリートの床なんだけど、行って帰る時にそこを見たら何かがスッと通ったのを見たんよ。
私自身、オカルトとか怖い話が好きだったからついていったんどよな。
そしたら、いたんだよ。
猫が。
「なんだぁ、猫なんかぁ。期待しちまったじゃんかぁ」
とか思いながら家のドアまで歩いてたら、
ジャリジャリ、ジャリッって後ろから聞こえてきた。
振り返ると白いモヤが少しずつ近づいてくるんだよ。
慌てて扉の向こうに入って鍵を閉めて、リビングのど真ん中まできた。
妹がどしたん。って聞くけど、びびって言葉がでない。
その日は夕飯食べて寝たけど、見た夢も奇妙だった。
私がいつものように自分の部屋にいると思ったら、後ろに人がいる。
その人は動かないので、ますます怖くなってバッと横に動いた。
そしたら、その人物の顔が見えたんだよ。
目が異様に窪んで、歯をガチガチ鳴らしてる女。
「うう、あ、ぁ、」
それが自分の声だったか、はたまたあの女の声だったかなんて、混乱しているわたしにはわからなかった。
ただ、家族危ないっていうか、厄介ごとに巻き込まれるっていう勘が働いて大声で
「くるな!近づかんでよ!?もし近づいたら坊さんに払ってもらうけ!」
って、そんな感じのことを怒鳴り散らしてた。
意識が戻ったのは父の起こしにくる声だった。
んでもって、その日はわたし以外、家族の体調が優れなかった日でもあったし、弟に関しては学校で
事故りそうになったとか。(自転車乗ってて轢かれそうになったって)
マジでなんだったのか、今でも分からん。
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