不可解な体験、謎な話~enigma~ Part94
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1409634803/
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本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/10/01(水) 17:55:06.80 ID:QjIndkN60.net
俺の田舎は現在廃村になっている
幼少期に毎年帰省していた記憶も、年々薄れ行くんだが、今年の夏にバイク購入の慣らし
運転も兼ねて、ツーリング帰省を実施
元々、村民が100人も満たない田舎の集落で、近くの町まで車で2時間程度の、周りを山に
囲まれた静かな場所だった
市町村の統廃合と、過疎化もあると思うんだが、結婚してある日、NHKのTVを見ていたら
過疎化に悩む村として、TVで放送されているのを見てビックリ
俺が中学の時に、爺さんが亡くなり、近くの親戚が実家の管理をしていたはずだったが・・・
大阪市内から高速を3時間と国道を2時間かけて18年ぶりの田舎に到着
幼少の頃遊んだ小川や橋の袂を見ながら、色々思い出す懐かしい記憶が蘇る
実家前に到着して驚いたのは、時間を感じさせる損傷と風化がいたる所に見られる
子供の頃、居間の柱に落書きをして、爺さんに怒られた時の絵が目に飛び込んできた
良く怒られもしたし、可愛がってくれた爺さんと婆さんの事を思い出すと涙が出てきた
その時、何とも言えない視線を感じて見上げると、障子の上に飾っている祖父母の写真が
笑っているように見えた
家の周りの雑草を取り、簡単に清掃して線香をあげて家に帰ると、嫁から懐妊したと一言
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