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【不可解な体験】滅多なことでは連絡をしてこない親父からの電話
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[ 2019/08/20 12:01 ] 不思議な話 | CM(0)
不可解な体験、謎な話~enigma~ Part108
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1556062191/


436 :本当にあった怖い名無し:2019/06/23(日) 03:16:42.59 ID:j0Xhry3G0.net
今みたいにオレオレが一般化するよりもずっと前の頃のことだから未だにあれが
何だったのかよく分からない話なんだけど。
ある金曜日、仕事終わり前に親父から電話がかかってきた。丁度打ち合わせ中
だったので一旦拒否って打ち合わせ後コールバックした。けど出ない。
仕事終わって9時ころ、コンビニで食うもん買おうとしてたらまた電話が鳴った。
画面を見ると親父の表示。はいと取ると「おう、俺だけど」と親父の声。
どうしたの?と聞くと低くくぐもった声で「ちょっと具合悪くして検査来たら入院する
ことになってな、家族の人は居ませんか?って言うから電話したんだ。出来ればでいい
んだが来れないか?」と言ってきた。どこだ?と聞くと地元の市民病院だという。
うちは母ちゃんが俺が中学生の頃に亡くなり、親父が一人で俺を育ててくれた。
親父はたった独りの大事な家族だし「勿論行くよ」と言って電話を切った。
どうせ明日は土曜だし今日は実家に泊まればいい、多少遅くなっても構わない。
レンタカー借りて二県隣の地元まで急いで2時間程度だろうか。兎に角行こうと
レンタカー屋へ向かった。

車を走らせながら考えた。こんな呼び出しは初めてだ。地元の水道局で働く親父は
地元を殆ど出ない地元で完結してる人だ。滅多なことでは電話をしてこないし、まして
や俺に帰ってこいなんて言ったことは今まで一度もない。
高速に乗ると思ったよりも空いている。急ごうとはやる気持ちに任せてアクセルを
踏んだ。暫くすると途中心配のせいか吐き気がしてきた。耳鳴りも酷い。軽く朦朧と
しながらも親父が心配で意識をしっかり持とうとしてハンドルを握りしめた。

2時間少々かけてやっと地元に到着。高速を降りて市民病院へ向かう。人口数千の
小さな田舎町だから高速を降りた道は暗い。時計を見ると11時半を少し回ったところ
だった。こんな時間に市民病院って開いてるものだろうか、当直医がいるのか?等と
不思議に思いながらもただ親父の身が心配で急いだ。癌だったらどうしよう、まだろく
に恩返しもしてないのにと思うと涙があふれそうになった。


437 :本当にあった怖い名無し:2019/06/23(日) 03:19:23.62 ID:j0Xhry3G0.net
人気のない市街に入ると、遠くにぼんやりと見覚えのあるコンビニを見つけた。
直ぐにも市民病院へ向かいたかったけど、喉もからからに乾いていたし気分もすぐれ
なかったので冷たいものでも飲もうと寄ることにした。
がらんとした店内でアイスコーヒーを取ってレジへ向かうと、「山田!」と俺を呼ぶ
声がする。レジに立ってたのは中学高校の同級生の川田だった。そうだ、ここって
こいつんちが経営してるコンビニだったっけ。
川田が懐かしそう語りかけてきた。5年ぶりくらいか。帰ってきたのか?と言うので
親父が市民病院にいるらしくて会いに行くんだ、と言った。
市民病院?あの大池の脇の?と言うのでそうだというと首をひねる。
ちょっといいか?とレジから出てきて飲食スペースの方へ俺を引っ張った。
幸いにも時間のせいか俺意外には客は居ない。
川田が続ける「市民病院だけど、あそここの前の市合併で潰れたよ。隣のF市の病院に
統合されて今廃墟になってる。今の時間行っても誰もいないぞ。ブロックされて入れ
ないようになってるし。」
え?どういう事?と言うと親父さんの電話番号教えてと言う。俺の携帯を見せると
自分の携帯で親父の番号へかけだした。病院いるから出ないよと言う俺を左手で
制するとあ、こんばんはー山田君の同級生です。今隣にいるんで変わりますねと言って
俺にほれっと電話を差し出した。
「もしもし?」と出ると親父の声でああどうした?と聞いてくる。
どうしたも何もあんたが病院居るから来てくれって言ったんじゃんという言葉をぐっと
飲みこんで「いや、別に。親父、体は大丈夫?」と聞く。
「ああ、頭と懐具合は悪いけどそれ以外は問題ないぞ!」と言って快活に笑った。
背後にカラオケが流れてる。12時近いのに元気だな、なるほど確かに病院にはいないし
少なくとも真夜中にカラオケを歌う程度には元気らしい。「ああ、何でもないよ、仕事
で近くまで寄ったんだけどもう帰るからまた電話するから」と言って電話を切った。

電話を切って川田に返す。何なんだ…?と訝っていると「まあいいからアイスコーヒー
飲めよ、今市民病院行く用事ないなら今日は帰った方がいいぞ。あんなとこ行くと
ヤンキーに襲われて大池に沈められるぞ!顔見れて良かったよ」と言ってニコっと笑った。


438 :本当にあった怖い名無し:2019/06/23(日) 03:20:28.15 ID:j0Xhry3G0.net
事情を上手く飲み込めずにいたが、取り合えず親父の無事が確認出来たこと、
そして謎の電話を真に受けて夜中の12時に廃病院へ一人ぼっちで行く気にはなれず、
腑に落ちないままも自分のアパートに帰る事にした。川田のコンビニを出て、車を
返却し自宅に着いたのは夜中3時手前だった。自宅のドアを開けると仕事の後に
4時間もの運転をしたことで泥のように疲れ、風呂にも入らずベッドに倒れ込んだ。

翌朝、昼前に電話で起こされた。見ると親父の表示。はい…と出ると「おう、元気か?
昨日は家に居なくてすまんな。何かあったか?」と聞いてくる。
変な話を告白するようで気が引けたが、親父の携帯から電話があったこと、親父に病院
へ呼び出されたこと、川田の家のコンビニで真相を知り引き返した事を正直に話した。
親父はその場で自分の携帯を確認して、その時間に俺へ発信はないと言う。
そして暫く黙り込む親父。「…市民病院は確かにもうやってない。あの時間に行って
も、いや昼間に行っても誰もいないよ。…それよりも川田さんちのコンビニに行った
んだな?川田君もいたのか?」
と聞くので話した内容や川田の携帯で電話をしたことを告げた。
すると親父はうーん、と言い辛そうに「川田さんところのコンビニは半年前に閉店
したぞ。ご一家も居なくなっている…。お婆ちゃんから捜索願が出ているはずだ」と。
「昨夜俺にかかってきた番号は000-0000-0000だった。俺は携帯が壊れたかと思ったが、
出てみたら若い男が出てお前に代わったんだ」と言った。
2人とも暫く無言になったが、親父は気を取り直したようで、「取り合えず事情は
分かった。お前疲れてないか?仕事は大丈夫か?交通事故とかには気を付けるよう
にしろよ、また連絡するから」と言うと電話を切った。

当時は携帯のなりすましやSIMコピーとかあるような時代じゃなくて今だったら出来る
のかもしれない裏技も無かったように思う。
それに全部が0の発信や通知って出来ることなんだろうか。
川田の一家は数年経った今でも行方不明でいる。


439 :本当にあった怖い名無し:2019/06/23(日) 03:34:12.02 ID:24T4A+Nx0.net
>>436-438
面白かった
いつか元気で川田と再会してほしい


441 :本当にあった怖い名無し:2019/06/23(日) 05:33:54.55 ID:2YC/qbnN0.net
>>438
川田氏はこの世にはもういないということかな?
その池に沈められているのが川田氏という事?
読みやすいし綺麗にまとまってて面白かったよ。


442 :本当にあった怖い名無し:2019/06/23(日) 05:56:06.69 ID:edw84sBh0.net
>>438
そこは実家に泊まって週末親子水入らずしてほしかった
親孝行は早めにしといた方がいい
人間いつ何時何があるかわからない


[ 2019/08/20 12:01 ] 不思議な話 | CM(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

小学生の時の英語塾の卒業記念旅行での体験
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[ 2019/08/12 18:01 ] 怖い話 | CM(1)
不可解な体験、謎な話~enigma~ Part108
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1556062191/


422 :本当にあった怖い名無し:2019/06/22(土) 20:47:08.16 ID:bXU39MlB0.net
小学生の時に近所の英語塾に通ってた。日英ハーフの綺麗なおばさん先生が近所で
やってた個人経営の英語塾で、うちみたいな田舎町でもそれなりに繁盛してた。
その塾では小学校を卒業するときに記念旅行みたいな感じで春休みにキャンプとかに
連れてってくれたりしてたんだけどその時起こったお話。

先生が海が見える貸別荘を借りてくれて、先生と大学生になる先生の娘さん、参加した
生徒の男子が5名、女子8名で貸別荘に行った。
貸別荘と言うか、海沿いのキャンプ村&貸別荘リゾートみたいなとこで、豪華な別荘
と言うよりは青少年研修だとか少年少女の集まりみたいなので使われるタイプ。
とは言えロッジ風の立派な造りの建物はリビングが海に面した崖に沿いに立っていて、
夕日が見える今でいうオーシャンビューだった。

昼間はビーチで遊んで夕方皆でカレーを作ってと、その間ずっと日本語禁止で英語で
喋るんだけど、中学生前の異性との宿泊旅行と言うこともあり楽しかったな。
皆で食事して一日が終わり、10時を廻り就寝時間になった。
男子と女子で部屋を分かれて、部屋はリビングの上の寝室8畳と6畳間で雑魚寝。
天窓のある8畳間を女子が、ソファーセットのある6畳間を男子、廊下を挟んだ向かいの
小さな部屋に先生親子が寝てた。男子部屋で仲の良い5人でひとしきり騒いだ後、一人
また一人と寝ていった。俺もいつの間にか寝入ってた。
暫くして真夜中、2時ころだったと思う、女子部屋の方からキャーっという悲鳴が
聞こえ、その後ドタバタの騒音が廊下で響いた。
俺ら男子部屋でも子供心に、何か事件だ!女子が大変だ!とドタドタと起きだして
女子部屋に雪崩込んだ。

中に入ると一人の女の子が天窓を指さして泣きじゃくっている。取り巻く女子達。
それを優しく抱きしめる先生。「どうしたんですか!?」と聞くと寝ているところに
小さくきこきこと音がするので何だろうと寝ぼけながら目を開けて音の方を見ると
天窓の外におじさんがいて窓枠をつかみ静かに上下に揺らしていたんだとか。
天窓の枠は木で出来ていて鍵は古いタイプのシンプルな引っ掛けるタイプの鍵。
先生が椅子に乗って天窓の鍵を確認すると半分近くずれていてもう暫く揺らしてたら
完全に開くような状態だったとか。


423 :本当にあった怖い名無し:2019/06/22(土) 20:49:10.01 ID:bXU39MlB0.net
先生は管理人室に電話しないとって言って階下へかけ降りた。受話器を耳に当てると
青い顔、呼び出し音はならないしダイヤルにも反応がない。
当時は勿論携帯電話など無くて外への連絡手段が一切ない状態。別荘はキャンプ場から
少し離れた場所にあり、まさに隔離された密室状態だった。

先生は娘さんを呼び出すと、「私が管理人室まで走って行ってくるから私が出たら
直ぐ鍵を閉めて、皆集めて私達の寝室に閉じこもっていて。お巡りさん連れてくるから
それまで誰が来ても開けないでね」と大きめなパラソルを掴むとドアを開けて、照明
もまばらな真夜中の山道へ駆け出して行った。
残されたのは大学2年生の娘さんと小学校6年生の男の子5人、女の子8人。
全員で先生達の部屋へ駆け込み、体を寄せ合い先生の帰りを待った。


最近になって先生に会いに行ったんだ。帰省して幼馴染の友達とあってると、
そう言えば先生の家今引越してこの辺だから挨拶行こうって。もう髪も真っ白な
お婆ちゃんになってた。娘さんは結婚してアメリカにいるそうだ。思い出話に花が
咲いて、あのキャンプの夜の話にもなった。

先生は「鍵を閉めて私たちの寝室に皆集めてドアを塞いで待ってて」と言って飛び
出したあと、幅の狭い舗装された山道を眼下の灯かりを目指して走った。
止まることなく走れば5分も掛からずつくだろうと。
すると脇の林を藪をかき分けて並走する音が聞こえる。天窓の男がこっちを狙ってる、
通報させない気だ、と気づいた先生はスピードを緩めず勾配の強い坂を振り向くこと
なく駆け下りた。足音は藪から飛び出し背後へ迫った。リレーのバトンのように持った
傘を大きく振り回しけん制する。も、足音は直ぐ背後まで近づく、タックルされたら
捕まる、と思った先生は傘を横向きにして背後へ滑らせた。傘を手放し両手を大きく
振って走る先生、傘は転がり恐らく男の足に引っかかったんだろう、少し後ろで派手に
ずっこける音がして、後を追う足音は聞こえなくなったんだとか。


424 :本当にあった怖い名無し:2019/06/22(土) 20:49:36.15 ID:bXU39MlB0.net
管理人室は灯かりが点いていてガラスの窓をバンバンと叩いた。老管理人が何事かと
出てきたが先生の顔を見てハッとした。それを見て先生、この人は何かを知っている?
と思い、何があったかは伏せて、すみません電話を貸して下さい救急車を呼びたいんです
とあえて警察の名前は出さなかったそう。救急車と聞いて驚いた管理人は机の上の黒電
を差し出した。それを受け取ると即110番にダイヤル、男が別荘に侵入しようとして
います!直ぐパトカーを寄こして下さいと叫んだ。
そのやり取りを管理人さんは横でうつむきながら聞いていたらしい。

警察に電話したら管理人と一緒に別荘へ戻ることにした。先生は外にあったスコップを
掴み、管理人さんを前に立たせて別荘へ急いで戻った。
鍵を開けてもらい中に入ると寝室へ駆けつけ、もう大丈夫よ、お巡りさんすぐ来るから
と言って僕らを安心させた。先生の姿を見て娘さんが号泣した姿は今も覚えてる。
きっと一番責任とストレス感じて大変だったんじゃないかな。

逮捕されたのはキャンプ場の老管理人の息子だったそう。だから窓枠を掴んで上下に
揺すれば鍵が開くのを知っていたのだ。また電話回線が通じないのは屋外のジャックを
抜かれていたからだったとか。

キャンプ場&貸別荘地自体は地元の優良企業の持ち物と言うこともあり、また結果的に
不審者による別荘への不法侵入未遂事件と言うことで大きな事件化はされず、ご迷惑を
おかけしたということで宿泊料が返金されて終わったと言ってた。

だが、今になって思うことは、あまりにも侵入の手法が確立されていること、天窓の
窓枠を揺らせば鍵が開いて寝室に忍び込めることを知っているし、内線電話のジャック
を抜いて管理人への連絡も出来なくしている。あれは絶対に余罪あるし、味を占めてる
からやってるんだよね、と3人で語ってた。今別荘は無くなってキャンプ場だけの営業らしい。

昨今のこどおじ事件報道で思い出したので書いてみた。


426 :本当にあった怖い名無し:2019/06/22(土) 21:28:52.50 ID:bcHkt1q+0.net
>>424
面白いけどここは不可解な話スレなのでスレ違いです


427 :本当にあった怖い名無し:2019/06/22(土) 21:31:33.05 ID:Ju6ZmqAB0.net
>>424
人間が一番怖い


428 :本当にあった怖い名無し:2019/06/22(土) 21:35:45.02 ID:bKy8GjtP0.net
怖い体験だな


[ 2019/08/12 18:01 ] 怖い話 | CM(1) このエントリーをはてなブックマークに追加
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